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大切な命(2年生)

「目」はものを見る。「耳」は音を聞く。「じゃあ、へそってどんな役目をしているの?」そんな疑問から今日の授業が始まりました。  

 助産師の吉岡先生をお招きして行った2年生の「性に関する指導」の最初の場面です。他の身体の部分はすぐ答えられた子どもたちですが、ここで悩んでしまいました。それでも、頭をひねりながら思いついたことを次々に話します。「食べたものを消化する。」「お腹を守る。」なかなか、正解はでません。

 そこで、お母さんのお腹の中で成長する赤ちゃんの様子についてお話がありました。子どもたちは赤ちゃんの最初の大きさがあまりにも小さいことや、それでも心臓が動いていることなどに驚いていました。また、赤ちゃんのへその緒がお母さんのお腹とくっついていて、酸素や栄養をおくっていることがわかりました。赤ちゃんにとってはとても大切なものです。しかし、そのへその緒は産まれると自然にとれてしまいます。そのとれた後が「へそ」です。産まれてきた赤ちゃんは、空気もすえるし、ご飯も食べられます。だから、「へその役目はありません。」が答えでした。

 お腹の中にいる赤ちゃんをお母さんが大切に守り、そのお母さんを周りにいる家族が大切に守って、自分たちが産まれてきたということがよくわかりました。だから、自分の身体や命を大切にしなければいけないんです。お話を聞くだけでなく、たくさん考えて、たくさん話して、命の大切さを学んだ時間でした。