日誌

2019年11月の記事一覧

湯本小学校だからできること②~クラブ活動「ラーメン作り」より~

 湯本小学校のクラブ活動の基本は、子どもたち自らが“したいこと”!

 今年も、自分たちが挑戦したいこと、やってみたいことをみんなで話し合い、計画を立てました。

 さて、先日は、ラーメン作り。みんなが大好きなラーメンというだけではなく、湯本小学校の仲間の中に、こよなくラーメンを愛するお友達がいて、その子のために「ラーメン作りをしよう!」という、仲間や友達を思うあったか~い思いやりがいっぱいつまった計画が実現しました。

 当日、様々な具材をご準備してくださった保護者のみなさま、本当にありがとうございました。その具材を子どもたち同士でシェアする姿も、やはりハートフルな湯本小学校の子どもたちのよさです。幸せのお裾分け、みんなで「おいしい」を、そして、「幸せ」を共有したい!ラーメンのおいしそうな香りとともに、そんな思いが、湯本小学校の家庭科室を包んでいました。

 湯本小学校特製“思いやりラーメン”の出来上がり~!!

湯本小学校だからできること①~森林環境学習より~

 10月30日(水)、村の森林環境学習事業(森林環境税を活用した取組である)の一環として自然観察会を行いました。講師には、昨年に引き続き、NPO法人湯田組の 星 昇 様 にお越しいただき、学校周辺の自然観察を中心に学習を行いました。子どもたちがどんな草花を持って来ても、昇 様 がすぐにその名前や特徴などを、懇切丁寧にわかりやすく説明してくださるので、子どもたちも心から楽しそうに、かつ、うれしそうに学習に取り組むことができました。 昇 様の植物に関する溢れ出す知識に触れ、専門性が子どもたちの豊かな学びを引き出してくれることを、改めて感じることができました。今回の学習で、子どもたちの、湯本に生息・群生する植物や自然への関心が確実に高まりました。そして、湯本の自然を再発見することを通して、これまで以上に湯本のよさやすばらしさを実感したり、湯本への親近感を深めたりすることができたのではないでしょうか。

湯本小学校の特色を生かした、湯本小学校ならではの授業を!ー令和元年度要請訪問Ⅰよりー

 11月12日(火)、要請訪問があり、福島県教育庁県中教育事務所 学校教育課 指導主事 市川 知広 様、酒井 泰 様、須田 智美 様、大河内 章行 様、天栄村教育委員会教育長 久保 直紀 様、天栄村教育委員会 学校教育課 指導主事 菅家 崇 様にお越しいただき、湯本小学校の教育活動の充実や課題解決、先生方一人一人の授業力向上のための指導・助言をいただきました。

 授業参観では、1・2年生の道徳科、6年生の理科、りんどう学級の自立活動の授業を参観いただきました。参観いただいた指導主事の先生方からは、一人ひとりの子どもとしっかりとかかわることができる環境を十分に生かした授業実践がなされている、とお褒めの言葉をいただきました。

 これからも湯本小学校では、8名の子どもたちが安心して学習に取り組むことができる環境づくりや信頼関係づくりに“本気”で向き合っていきたいと思います。そして、原石だった子どもたち一人ひとりが、自分のよさを発揮して、自分のよさや長所を磨き上げ、世界に1つしかない個性という名の宝石をつくりあげることができたなら、これ以上の喜びはありません。

 “本気”で学習に取り組む子どもたちの姿を、ご覧ください。

湯本小学校校内コンペ③

 校長先生のお話にあったように、子どものころに身に付けたものは、一生ものです。大人になってからも忘れることなく残っています。湯本小学校のゴルフ学習で身に付けたゴルフのノウハウを、これからも生かすことができるといいですね。大人になったときに、またここ太平洋クラブ白河リゾートで、この5人の仲間で集まり、ゴルフができたら、すてきなことだなぁ、と思いました。

湯本小学校校内コンペダイジェスト①

 11月8日(金)、湯本小学校の特色ある教育活動の1つ、ゴルフ学習の集大成、第6回校内ゴルフコンペが、太平洋クラブ白河リゾートで行われました。

 晴れてはいましたが、クラブを持つ手がかじかんでしまうくらいの寒さの中でのコンペでした。でも、そんな寒さを吹き飛ばすナイスショットを、子どもたちが連発。継続して取り組んできたゴルフ学習の成果を遺憾なく発揮していました。練習は裏切らないこと、「継続は力なり」であることを、改めて子どもたちが教えてくれました。

 今年度も年間をとおして、太平洋クラブ白河リゾートの関係者のみなさまには、大変お世話になりました。最後の最後まで、寒さ対策のためにカイロを子どもたちのためにご用意していただき、そんなお心遣いに感謝の念が絶えません。本当にありがとうございました。そして、これからも、よろしくお願い致します。

湯本地区文化祭ダイジェスト⑤(笑顔いっぱい&本気編)

 次は、2年生。お猿さんとほっぺたを合わせるなんて、これが最初で最後かもしれません。貴重な体験ですね。そして、ごめんなさい。1年生のお猿さんとのツーショット写真がありませんでした。代わりに、一生懸命合奏を発表する勇姿と、アカデミー賞級の演技をする瞬間の写真を載せたいと思います。

湯本地区文化祭ダイジェスト②(6年生)

 “本気”と“真剣さ”、“笑い”に“感動”、そして“ハッピーエンド”!なんだか、6年生5名がこれまで歩んできた6年間そのもののように感じました。今回発表した劇のように、6年生5名の、小学校最後のゴールである卒業も、きっと溢れ出すくらいのいっぱいのhappyが、子どもたちを包んでくれるように思います。だからこそ、メロスのように最後までお互いを信じて走り切れ、6年生!

湯本地区文化祭ダイジェスト①(1・2年生、幼稚園、りんどう学級)

 11月3日(日)に盛大に行われた湯本地区文化祭に、今年も湯本小学校は“本気”で参加してきました。

 1・2年生の3名は、幼稚園児(主演女優賞ばりの演技力の持ち主)、そして、スペシャルサンクスとして友情出演してくれたりんどう学級の5名の子どもたちがタックを組んで劇『おむすびころん』を、6年生5名は、小学校最後の文化祭で忘れられない思い出を心に刻むために劇『走れメロス!』を発表しました。湯本地区内外からのたくさんの観客のみなさんから、温かい拍手をいただき、子どもたちはまた1つ大きな達成感や成就感を味わうことができました。

 みんなで何か1つのものを創り上げていくプロセスと結果には、きっとそれに関わった人々を結び付ける見えない力が宿り、それが脈々と受け継がれ、繰り返されていくことで、もしかすると伝統や文化と呼ばれるものになっていくように思います。そして、伝統や文化に身を置くことで、そこに住んでいた人々の生き方やものの考え方といったものに触れたり、身に付けたりすることだって可能になるはずです。だからこそ、続けていくことが大切なのかもしれません。伝統や文化を継承、継続していくことは、過去と未来の両方を大切にすること!それを湯本地区文化祭で感じさせてもらいました。