本物を間近で
2025年6月27日 16時56分「ここにあるのは、天栄村から発掘された縄文土器です」
理科室に、土器や石器、石包丁、弓矢、動物(クマ・キツネ・シカ)の毛皮が並びます。子どもたちは、理科室に入るなり、目を丸くしながら眺めます。どんな授業が始まるのでしょうか。
今日6年生では、おでかけまほろん出前教室が実施されました。白河市にある福島県文化財センター白河館から2名の方が講師としておいでいただきました。6年生は社会科の学習で縄文土器や弥生土器などを学んでいます。教科書や資料集で見ていたのものが、目の前にあり、子どもたちが自分の目で観察するとともに、タブレットを使って記録をしていきます。子どもたちは興味深く観察したり、手に取ったりしていました。
授業後半は、火起こし体験です。マッチやライターのように簡単には火は起きません。何度も失敗し、うまくいかないことを経験しながらようやく成功。小さな火種から、大きな火へ。火を使うことで生活が豊かになってきたことを身をもって学ぶことができたのではないでしょうか。