大里小学校  News Diary

羽黒山磨崖仏見学  ~5・6年生~

6月11日(火) 5・6年生が,学校近くの史跡・羽黒山磨崖仏を見学してきました。詳細な説明は,天栄村のホームページから引用させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この山は頂上に奥州羽黒山の分社を祀り、古くは山伏の祈禱の場であり、人々は神聖な山として崇めていました。この山の西麓に位置するこの沢邸墓地内に巨大な自然石に、十三体の仏像が横に並んで浮き彫りされています。

 苔むす姿は年代を感じさせ、見る人の心を惹きつけます。この十三仏は江戸時代、曹洞宗の高山寺と大方寺の檀家が、合同で先祖代々の追善供養を行い、彫刻したもので、九十五人の檀家衆の名が刻まれています。

 いっしょに元禄十一年(一六九八)銘記の珍しい五輪塔の磨崖が二基刻まれています。この自然石には、枘穴や溝跡が残されてお降り、以前は彫刻の磨滅を防ぐために覆いを取り付けて磨崖の保護を図っていたことがうかがえます。 

 なお、羽黒山は歌舞伎の演目で有名な「娘道成寺」に登場する僧安珍が修行した山とされ、豊臣秀吉が天下を統一する天正十八年(一五九○)に大里城の籠城戦で、伊達政宗軍の石川昭光が陣を張ったところでもあります。