大里小学校  News Diary

理科室とイスと私

彼は,いつも一番に理科室に入ってきます。

授業に遅れたことは一度もありません。

その彼が・・・

「先生。このイス,針金が出てていてあぶないですよね!」

と僕に教えてくれました。

そのイスは,彼が座るイスではありません・・・。

彼は,仲間の危険を察知し,仲間の危険を回避してくれました。

まるで「残雪」(『大造じいさんとガン』という物語に登場します。)のような気高い行動です。

 

そして彼は何事も無かったかのように,仲間が理科室に入ってくるのを待っていました・・・。