こんなことがありました!

会津に行ってきました!!

 今週の木曜日(7/2)に会津に学習旅行に行ってきました。今回の学習旅行のテーマは「会津の歴史と今とコロナを学ぼう!!」でした。具体的には、次の4つの目標を掲げて実施しました。
【①会津の歴史を感じる旅行】
 今回の旅行では、まず、会津の歴史を語る上では欠かせない「飯盛山」を訪れました。飯盛山が有名になったのは、何といっても幕末(江戸時代)に起こった戊辰戦争(ぼしんせんそう)で壮絶な最期を遂げた白虎隊の終焉の地だったということでしょう。15,16歳ごろの未来ある若者の覚悟やその無念さはどれほどのものだったか想像もできません。そのような歴史的な史実に触れながら、白虎隊のお墓を見たり、さざえ堂に登ったりと有意義な時間を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

 旅行の最後に「鶴ヶ城」にも訪れました。まだまだ、観光客は少なく、教育旅行も本校と新潟からの小学校だけでした。お城では50分ほどの自由行動としました。生徒は、入城し天守閣まで登ってお土産などを買いました。先生方は、50年に一度架け替えられた橋(廊下橋)を渡ってみたり、千利休の息子(次男)に大変ゆかりのあるお茶室「麟閣」を訪れたりしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【②会津の今を感じる旅行】

 会津大学を訪れました。当日は、大学の職員が、多数同行していただき、丁寧に大学の概要説明や施設案内をしていただきました。会津大学の概要についてお話を聞いたり、質問について答えていただいたりしました。コロナ対策については、リモートによるオンライン授業を5月末ごろから実施していることなど、本校で行っていることが大学でも同じように行っているということが分かりました。同時に、まだまだ、通常の授業は再開されていないという現状も知ることができました。

 

  

 

 

 

 午後に「AiCT」を訪れました。AiCTとは、会津にあるICTオフィスビルのことです。会津大学とも関係が深く共同して研究などを行っているそうです。
 会津若松市役所の方に、AiCT内を案内していただきました。現在東京などの企業が23社入っているということを伺いました。その中には、ソフトバンクやコカ・コーラなどの会社もありました。その後、TIM、SAPという会社の方から、会社の概要とどのようなことを行っている会社なのかお話を伺いました。TIMさんからは、ICT関連のお仕事は、「システムをつくる=暮らしをつくる」という発想が大切であることなどを伺いました。また、SAPさんからは下の4つの貴重なお話を伺いました。
①企業には「ヒト・モノ・カネ」が大切である
②今後はSDGs(持続可能な開発目標)を意識する(3年生は公民の授業で学習している)
③ICTを通した技術中心に考えるだけでなく、人間を中心に考えていく
④コミュニケーションが大切である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【③コロナとの共存を考える旅行 ④安全・安心な旅行】

昼食は、会津若松市内でお弁当をいただきました。会津の町屋風の古い建物を利用したお店の高野さんより、ご自分の体験談を通して、「夢はいつか叶う」「志を高く持つ」「ピンチはチャンス」などの貴重なお話をいただきました。 

 

 

 

 

 

 

 

 また、旅行全体を通して、事態は収束しておらず「コロナとの共存」という考え方の重要性を強く感じました。

①お店がすべて営業しているわけではないこと

②いろいろな場所でマスクの着用を徹底していること 

③検温や消毒・換気を行っていること

④ソーシャルディスタンスをとっていること

⑤リモートでのオンライン会議や授業などを行い、また、在宅勤務を行っていること

など、新しい生活様式を取り入れて取り組んでいることが分かりました。旅行先でご協力していただいた方々に感謝申し上げます。