１０日（火）の５時間目に授業研究会を行いました。本時では、説明文の要旨を捉えて、自分の考えを持ち、伝え合う活動を行いました。

　Ｔ：（教師の発問）Ｃ：（児童の反応）

　Ｔ：要旨って何だっけ？　

　Ｃ：筆者が一番伝えたいこと！

　Ｃ：「さらに」とか「つまり」とかの接続詞のところにキーワードがまとめてある。

　Ｃ：筆者が呼びかけているところも伝えたいことだと思う。

　Ｃ：あと、「繰り返し出てくる言葉」も着目する！

　Ｔ：じゃあ「繰り返し出てくる言葉」を確認していけば、筆者の伝えたいことが見つかるね。

　Ｃ：でもめんどうなんだよね。だって、言い換えられているから。

　Ｔ：では、みなさんが筆者が伝えたいことが書いてある段落に☆印をつけて、選んだ理由を伝え合ってみよう。

　Ｃ：ぼくは、１の段落の4行目～なぜなら、言葉の意味には広がりがあるから～

　Ｃ：わたしは、１１の段落の4行目～言葉の意味には広がりがあり～。言葉を学んでいくときは～

　Ｃ：ぼくは、１２の段落の1行目～言葉の意味を「面」として考えることは～

　Ｃ：ぼくも１２段落だけど、後ろから2行目のところだと思う。筆者が呼びかけているから。

　Ｃ：先生。わたしは１１の段落だと思うけど、１０の段落の後ろから２行目にも筆者の考えがまとめてあると思う・・・。なんだか分からなくなってきた。

　Ｃ：これはサンドイッチ型の説明文だな。

　Ｔ：はじめのみんなの予想は、１の段落と話していたけど・・・。

　筆者の考えに触れながら、自分の考えを伝え合うことができました。次時は、字数に応じて筆者の考えをまとめる活動を行います。