第５学年　音楽科「赤とんぼ」

　赤とんぼの歌詞から、情景を想像して歌う学習をしました。

　まずは、曲をしっかり聞いて、どんな歌かを想像しました。次に、歌詞の意味を考えました。
最後に、歌詞から想像したことを歌に込めて歌いました。秋を感じる素敵な歌声を響かせることができました。

T：それぞれの場面にふさわしい歌い方を考えよう。繰り返し出てくる「クレシェンド」「デクレシェンド」に着目してね。

C：わたしは、１番は、ゆったりとした気持ちで歌いたい。

C:ぼくは、少し悲しい気持ちで歌いたいかな。だって、おんぶされていた時のことを思い出しているから。

T:そうだね。みんなそれぞれの感じ方でいいよ。間違ってないからね。

C:そうだね。みんな感じ方は違うからね。わたしは２番は、少し不思議な気持ちで歌いたい。「まぼろしか」

という歌詞だから。

T:表現の工夫は、一つではないね。自分や友達の表現のよさに気づくことができたね。

C:３番は、ここは悲しい気持ちで歌いたい。大切に思うお姉さんがお嫁に行ってしまったから。

C:わたしは、悲しい気持ちとお姉さんからのたよりもなくなってしまい、さびしい気持ちも表現して歌いたい。ゆっくりと歌いたい。

C:ぼくは、４番は一日の終わりみたいな、とまっているような。秋の日にお姉さんとすごしたことを懐かしんでいるように感じる。

T:どんな工夫をすれば、場面の様子が表現できるかな。

C:強弱に気をつけて歌いたい。

C:歌詞を見ながら、音の高さやのばす音を工夫して歌いたい。

T:同じ強弱記号でも、場面によって、表現が変化する歌い方ができたね。