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「英会話」への本校の取り組み紹介

〇英語教育公開授業研究会(2016.11.29開催)
・・「英語教育公開授業研究会」の実際.pdf

◎インテル実証研究
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日誌 出来事

湯連P第1回「教育講演会」in 湯本中学校

2022年7月8日 15時41分

今日の午後14:30~15:30までの1時間、東北大学加齢医学研究所 瀧 靖之 教授によるオンライン講演会がありました。

演題は「子どもたちの健やかな脳発達のために」でした。

①年齢の低い時期こそ、直接的な経験(アウトドア・自然体験・読書・会話)を大切にする。

②まねをする力で成長する特徴がある幼児期は、大人達が楽しそうに行うことを見せる。

逆にさせたくないことを見せない。スマホのしすぎなども悪影響である。

③スポーツや音楽を演奏することは特に脳発達に有効である。ストレス反応を鎮め・不安やイライラが解消する。

スマホ・SNS・ゲームをやめられないことは疾病である。生の対面での交流が大切である。

④SNSにのめり込みすぎることは本来すべきことの時間を削ることにつながり・共感性が育たない。と良いことが少ない。大切なことは、SNSやスマホに関わる時間を「決め」他の大切な時間を潰さないようにすることである。

⑤脳にとって睡眠は、単に休ませることを意味するのではく、記憶を固定させることに役立つ。スマホを寝る前1時間は使用しない方が良い。光に含まれるブルーライトは、脳を昼間と勘違いさせ、睡眠を促すメラトニンを減少させる。

⑥知的好奇心の高い子どもは、学力も高くなる。知的好奇心を高めるポイントとして、知識を持って何かを見ようとする習慣を付ける。読書・アウトドア体験・スポーツを大切にする。大人も読書やアウトドア体験などを楽しむ様子を子どもに見せる。

⑦自己肯定感を大切にする。自己肯定感の高い子どもは知的好奇心が持続する。子どもの自己肯定感を高めるには、「褒める」だけではなく、悪いときにはしっかり「しかる」。一番いけないのは、回りの大人が無関心であること。「褒める」時も、結果をほめるのではなく、「努力」「過程」を褒めること。

⑧朝食は大事である。菓子パンやシリアルよりはご飯がよい。さらに、食品の種類が多いこと・ゆっくり食べることも脳にとってよい。

⑨脳は発達するのに適正な年齢があるのだが、いつでも成長することができる「可塑性」がある。諦めるのでなく努力する・人より練習することが大事である。知能は後天的要因が多く、50%は生まれてからの努力によって発達する。できないと言うことは、それだけ努力する時間が他の人よりも少ないと言うこと。

1時間という限られた講演の時間でありましたが、たくさんの有意義な情報を含む「貴重な時間」でした。

今の湯本小学校の教育に当てはめていくと・・・

① アウトドア・自然体験・運動・音楽の時間を大切にする。生の体験・コミュニケーションで共感性を育てる。

② 褒める。ダメなときはしっかり叱る。褒めるときは、その努力や過程を褒める。

③ 子どもにさせたいことは、大人が率先して、楽しそうに行動して見せる。

④ スマホ・SNSの時間を決め、しすぎによる、他の大切な時間を潰すような使い方をしないように指導する。

⑤ 睡眠時間の確保・朝ご飯の習慣により脳によい影響を与えられる「生活リズム」を整える。

何をするのにも、時期が遅いということはない「可塑性がある」という言葉が、とても印象的でした。

 

瀧教授。本日はお忙しい中有意義な講演をいただきまして誠にありがとうございました。

今後も、湯本地区の子どもたちの健全な成長のために、できることを教職員・保護者と手を取り合って進めて行きたいと思います

 

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