絵本「何にも できない」読み聞かせ
2025年2月20日 16時10分いわき市の沢様から、ご自身で出版された絵本「何にも できない」をいただきました。
自分に自信が持てない主人公のにんじんが、足元に生えた小さな草を冬の寒さ・雪から身を挺して守った結果、春には美しい花を見ることができたという内容のお話です。
小学生と幼稚園児とそれぞれに捉え方は違いますが、自分の良さって何だろうと考えるきっかけになればと願い、読み聞かせを行いました。
柔らかい絵のタッチに魅かれたり、小さな草のために頑張っているにんじんに思いを寄せたりした子どもたちは、目を離さず耳を傾けました。「何にもできない」と思っていたにんじんは、「誰にでも、やさしい気持ちを持って接することができる」にんじんだったのです。
園児は、その後、自分が心に残った場面を描いたり、感想を言ったりする遊びに取り組みました。園児の作品は、作者の沢先生に送ります。