「ぼくの湯本小学校」

　ぼくのいた湯本小学校は、児童が少ない。そのため、特色のある学習をすることができるのだ。

　例えば、オンラインで自分の住んでいる湯本地区のみりょくをオーストラリアの高校生に紹介した。まずは、自己紹介から始めた。自然がいっぱいあること、夜の星空がきれいなこと等も紹介した。温泉があったり、長い歴史があったりもするということを話した。そのことを話すと、オーストラリアのｊさんはおどろいた。「オーストラリアとは、暮らし方が全然違う。」と。最後に、ｊさんに質問した。「好きな食べ物はなんですか。」や、「日本に来たことはありますか。」というような質問だ。ｊさんは日本に来たことはありますか、という質問に対し、「日本に来たことがある。」と返してくれた。

　オーストラリアの人に紹介した次のステップとして、この紹介したことを、「総合的な学習の時間の発表会」として、福島県内の小学生に伝えることにした。紹介するために分かりやすいようプレゼンテーションにして紹介しようと決めた。プレゼンテーションを作るには、先生の協力が必要不可欠だ。写真も使おうと、写真を撮っている父にも協力してもらった。文章や写真の配置を考えるのもちろん自分だ。USBメモリーにプレゼンテーションのデータを入れ、家に持ち帰ることもあった。当日、発表は大成功だった。聞いた人の感想を見てみると、「英語で紹介していてすごかった。」という感想が多かった。

　このような学習を通して、分かったことがあった。湯本小学校では、他の人に自らが行ったことを紹介するという学習を重点的にやっているということだ。

　中学校に入ったら、湯本小学校での経験を生かしていきたいと考えている。