日誌

ひらめき 稲わら「もじり」体験

5年生の家庭科の学習では、暮らしの工夫として、冬季間の農家で行っていた、稲わらのもじり体験をしました。

ゲストに、地区の方に来校いただきました。

冬の農家では、農作業ができない冬の間に、稲わらを「もじって」縄を作り、この縄でわらじやわらぐつを作りました。あの国語の「かさじぞう」では三度笠にして町の市へ売りにいきましたね。そうして、市で売り上げたお金で、正月のもちや食料を手に入れるという生活をしていました。

国語の「わらぐつのなかの神様」のお話では、ぬれたスキー靴が乾かない代わりに、おばあちゃんがわら靴を持って行けと話しました。「おじいさんがおばあさんに「雪下駄」をプレゼントするために作って売ったわら靴でした。」というエピソードもありました。山間部の雪深い農村地帯に伝わる生活の知恵を家庭科で体験できました。

ゲストティーチャーの星様ありがとうございました。