日誌

2年生 国語科の学習

国語科の学習に「聞くこと・話すこと」の領域があります。これは、1年生からレベルを少しずつ上げて習得していくことになっています。特に「聞くこと・話すこと」の学習は、相手意識(だれに、何の目的で話すのか)をしっかり定めて学んでいます。

えんj

2年生が伝えたいのは、園児が興味をもって楽しく遊べるおもちゃの作り方と遊び方です。そのために、写真や図を使って説明することにしました。

タイトルは「なんだろう? なんだろう? ばこ!! の作り方」 タイトルからして園児の気持ちを掴みます。園児の目も真剣です。

説明が終わり、実際に箱を手に取りました。小さな箱なので、園児には何が起きるのか想像もできません。いざ、箱のふたを開けてみると・・・、 牛乳パックで作った蛇が勢いよく飛び出しました。

こうなると、園児は遊びたくて仕方ありません。でも、2年生にとっては、遊び方を説明するいい機会でもあります。園児は、2年生の説明を聞きながら、蛇の箱への仕舞い方を真剣に見つめます。そして、自分の番になっていざ箱を開くと、勢いよく蛇が飛び出しました。みな大満足です。

園児の楽しそうな顔やお礼を言ってもらえた2年生も、分かりやすく発表できたことに満足でした。

話し方などは、今後の生活の中で役立つ力です。日常生活に結びつく学びを大切にしています。