日誌

備えあれば憂い無し!

   「自分の命を守るために、どうすればいいのか。」 そんな思いのある今日。臨時集会を開きました。
 この大震災・津波により多くの方々が犠牲になりました。その犠牲になられた方々へ哀悼の意を表して「黙とう」を全校生で捧げました。
 その後に校長より「自分の命を守るために!」と題して話をしました。
 ここに記した大震災での被害状況をテレビで見せながら、「このような災害が発生した時、どんな行動を取ることが大切か。」について考えました。
 学校の校舎内であれば、非構造部材の落下や転倒が想定されます。また、屋外であれば、、校舎の柱が崩れ、道路は亀裂が入り、下水道のマンホールが突き出し、校庭には地割れの発生が想定されます。
 このような状況が発生した場合、6年前の震災の教訓で、子どもたちに意識して欲しいことは、「上から、落ちてこない」「横から、倒れてこない」場所を見つけていち早く避難することです。そうすることが、命を守ることにつながります。この徹底を今日の日に再度意識付けました。
 また、本校の場合は、いち早く高台に逃げることが大切となります。避難訓練・防災訓練で訓練しているとおり、第1避難所は、校舎裏山の高台へ避難。第2避難所は、地区体育館・コミュニティセンターへ避難。第3避難所は、教職員の車で、下河内を通って二岐温泉へ避難です。全員が安全に避難できるように今年度も各教員の自動車へ乗り込むまでの訓練を積みました。ご家庭でも、この機会に、避難の仕方について話し合われてはいかがでしょうか。「備えあれば憂いなし」ですから。