日誌

会議・研修 万が一に備えて

本日の放課後、湯本幼稚園・小学校合同で、食物アレルギーに対応するための救急対応研修(アドレナリン自己注射薬使用法講習)を行いました。

校内外で万が一、児童及び園児が緊急対応の必要な状態になった場合、学校の教職員の誰でも、アドレナリン自己注射薬を扱えることがねらいです。グループ

講師は、須賀川消防署湯本分遣所の消防隊員です。虫眼鏡

食品によるアナフィラキシー症状が起きた場合、処方されている自己注射薬を使用できる人間は、

①本人

②家族(保護者)

③学校の教職員・保育士

④救急救命士

だけなのだそうです。湯本分遣所には救急救命士が配置されていないため、本校の園児または児童が万が一の状態になった場合、自己注射薬を使えるのは、一番近い大人でもある教職員なのです。重要

人命救助の観点からやむをえず学校の教職員や保育士が使用することは、医師法違反にはならず、その責任は問われないとのこと。救急隊員ができないことも、学校の教職員に与えられた権限ということは、それだけ学校現場での発症が多いことを裏付けています。

児童の命を守る生命線。無処置の場合、ショックから心停止まで30分。湯本の土地柄、一番近い白河厚生病院まで30分。郡山の西ノ内病院までは1時間。一刻を争う事態に備えて、本日は研修を行いました。

講師の根本さん鈴木さん。お忙しい中お越しくださりありがとうございました。