2016.11.29(火) 英語教育公開授業研究会開催
お忙しい中、県内外より多くの皆様のご参観をいただき、「英語教育公開授業研究会」を13名の山間へき地校である「湯本小」にて開催できましたことに改めて感謝申し上げます。授業参観、分科会、基調講演と盛りだくさんの1日公開でありましたが、子どもたちは普段通りの気取らない姿を見せることができました。また、各HRTがALTと共に「英語」を介して、熱心に、学習に取り組む姿を見ることができました。「受け身の姿勢からは、停滞しか生まれない。」と言われますが、ひたむきに前向きに取り組んだ成果であると思います。多くの皆様よりアンケートをいただきました。結果を記しながら活動を報告します。
 それでは、本日の授業、分科会の様子をスナップでご覧下さい。

◆参加者よりのアンケート感想より
 ●子どもたちが積極的に活動していました。All Englishの授業展開で、大変素晴らしいです。英語教育は、習うより慣れろという実践がよく生きています。分科会でも若い先生の熱い思いが伝わりました。
 ●児童一人一人が意欲的に授業に参加していてとてもよかったと思います。日頃から先生方の指導の賜だと思います。等の感想をいただきました。と記されていました。

 教室に入りきれない参観者もおりました。5,6年生の外国語活動では、参観者とのやりとりも経験できました。ご協力ありがとうございました。

分科会では、忌憚のないご意見をいただきました。ありがとうございました。今回は、外国語活動、国際理解、そして、参観者に教育委員会様が多数おいででしたので、教育委員会分科会を設け、増子教育長様より取り組みの説明や、財源などの経費の面についての話し合いが持たれ、有意義な時間となりました。

午後は、英会話レッスンからのスタートです。会場から溢れる参加者に見守られながら、普段通りのレッスンをしました。今日も、楽しい一時を過ごすことができました。
◆参観者からは、次のようなアンケートが寄せられました。
 ●多くの先生方が見ていたにもかかわらず、子どもたちはオンラインの先生方と楽しそうに英語で会話していたので、すごいと思いました。本校(参加者の学校)でもオンラインを活用して子どもたちの英語力を上げたいと思います。
 ●これだけの環境を整えてあげれば、確実に成果があがると思います。それを実行できるのが羨ましい限りです。
 ●天栄村の子育ての方針は素晴らしいと思いました。ネイティブに近い発音で会話している子どもたちのニコニコしている表情から、とても効果の高い取り組みであると思いました。
 ●とても恵まれている環境だと、大変羨ましく思いました。一対一の指導で個に合わせて確実に力を育てているため、子どもたちの発音の良さにも驚きました。
 ●6年女子とか発音がよく、意欲的に取り組んでいた。自己表現力も高まっている。一方で個人差も大きいようだったので、一人一人のペースで学習が進められ、さらによいと思いました。
 ●とても恵まれた環境で羨ましいです。個に合わせてレベルにしてもよいと思いました。
 ●児童が効果的に英会話を行っており、授業とのつながりを強く感じた。実際に英語を使っている子どもたちの姿を間近で見られて感動しました。
 ●一人一人が積極的に会話し、取り組んでいる姿がとてもよかった。
 ●子どもたちの発音の良さが素晴らしかった。
 ●継続して実施していくことが大切だと思う。
 ●子どもが熱心に取り組んでいて心に残りました。
 ●それぞれが一生懸命やっていて微笑ましかったです。
 ●1対1のコミュニケーションがとれ、2人だけの世界で、発音もとても上手になっていますし、自信もつくと思いました。
  ●初めて拝見したのでとても興味深く感じました。マンツーマンの良さを感じました。
 ●日頃から、英語でコミュニケーションをとれる環境があることが素晴らしい。
                                                              以上のことが記されていました。

最後は、文部科学省教科調査官:直山木綿子先生の基調講演です。直山先生が、山間へき地校で「英語教育」について語りました。めったにないチャンスでした。体育館いっぱいの参加者の中、会場にお越しの皆さんが、今聴きたい、一番興味関心のある2020年からの英語教科化に向けた取り組み状況と共に、今後どのように対応すべきかを率直に述べられました。聴けてよかったです。

このように無事に終了しました。
本日早朝より、本研究会のために、保護者の皆様、湯本温泉組合、二岐温泉組合の皆様、湯本駐在所長様、湯本支所長様はじめ職員の皆様、天栄中学校職員の皆様、湯本中学校教職員の皆様の絶大なるご支援があり、本研究会を成功裏に閉じることができました。ありがとうございました。

◆参観された方々の「全体感想の欄」の感想を記します。
●予算的な裏付け、教育課程編成が必要だと思います。今後どう継続実践できるか大切だ と思います。頑張ってください。
●何と言葉にしてよいか分からないくらい、大変素晴らしい公開授業でした。本日勉強させていただいたことを自校に持ち帰り、生かしていきたいと思います。
●校内環境など、Excellent!(意味は、優秀であるさま、一流であるさま)
●「おもてなし豚汁」おいしかったです。
●子どもたちが英語に苦手意識を持たずに楽しんで参加していた。校内も普段から英語に 親しんでいられるようになっていて、とても素晴らしいと感じた。
●とても素直な子どもたちに、先生方一人一人が近い距離で接している雰囲気が素敵でした。
●学校が綺麗で使いやすそうです。
●きれいで落ち着いた環境だと思いました。
●研究がさらに深まることをご祈念申し揚げます。
●教育長、校長の明確なビジョンがあるから、しっかりと施策が動いている。
●遠くからの案内表示、朝早くからの駐車場係、PTAの皆様の接待等、ありがとうございました。豚汁も美味しかったです。
●豚汁おいしくいただきました。おもてなしをありがとうございました。
●美しい学校、先生、温かい地域、そして素直な子どもたち!村の弱みをICTで強みに!感動しました!ありがとうございました。
●一人一人のよさを生かす、気づかせる大切さを感じました。
●QQEnglish、各教室名の英語表記など、英語にふれる場面が多くてよい。
●校舎内外がとても整然と美しく、子どもたちがまじめ、一生懸命、素直です。
●小学校、中学校の連携は? ホームページなど、もっとアップしていただけると助かります。
●子どもたちが生き生きと授業に取り組んでおり、校舎内の美化が行き届いており、とてもよい学校だと思いました。また、豚汁まで用意していただき心も温まりました。本日は、貴重な研修の機会を与えていただき本当にありがとうございました。
2016.11.10  英語助手と共に楽しい授業!
5,6年生「外国語活動」、3,4年「国際理解」の授業を英語助手の先生とともに行いました。
子どもたちは、自己表現が上手になってきています。溢れんばかりの笑顔がありました。
2016.11.14 英語助手の先生と友に!
各学年、英語助手の先生とともに行いました。子どもたちは、自分の思いを伝えられるように前向きに取り組んでいます。
2016.11.11 British Hillsで「異文化体験学習」を実施!
 自ら表現することにチャレンジ! やり抜いた湯本っ子に拍手!
 本日は、雨があがり霧の中でのBritish Hills研修となりました。午前中の英会話レッスン、ランチタイム、午後のアクティビティー(特別プログラム)を体験しました。
 午前中は、中学年、高学年に分かれて、英会話レッスンをしました。全員がスタッフの問いかけに我先にチャレンジする姿がありました。

ランチタイムでは、リフェクトリーでバイキングをいただきました。落ち着いて美味しくいただきました。そんな中「アイスクリームが食べたいな!何て言えば良いですか。」と教師に問う子がいました。「Do you have an icecream ?って尋ねてごらん!」って返答され、その子は外国人スタッフに英語で尋ねました。その問いにスタッフは、丁寧に対応してくださり確認をして、ランチでは出されないことを子どもに伝えてくださいました。このように、子どもたちが、自分の思いを相手に英語という言葉を介して伝えようとする。そんな姿を見ることもできました。

午後のオリジナルプログラムは、British Hillsのフィールドに、7つの旗門が準備され、その旗門を通過しながら最後にタックショップで 1 British Hills Poundsで「キャンディー」を購入するというチャレンジでした。
 児童は、時間差でスタートをきり、できる限り個別でまわる。もし、ペアやグループになってしまっても、スタッフへの質問は必ず個人で行う約束でスタートしました。
 受付のあるマナーハウスで、本田天栄中教頭先生と担任:柴田先生より、T・Tによるプログラムの説明を英語で受け、第1旗門である本田先生との2~3分マンツーマン英会話レッスンを一人ずつ受けました。

第2旗門では100円を 1 British Hills Poundsに両替するために、外国人スタッフと英語でやりとりをしました。

第3旗門は、パブのスタッフと、第4旗門は、メーンストリートに歩いているスタッフと、第5旗門はティールームスタッフと、そして第6旗門は、バラックの受付スタッフと、第7旗門はタックショップでキャンディーを購入するためにスタッフとのやりとりを英語を介して全員が実践しました。

子どもたちは、自分の思いと、旗門クリアのために一人で頑張りました。British Hillsの敷地を何往復もする子もいました。しかし、このように一人一人がチャレンジすることを嫌がらず、不安ながらも前向きにやり遂げた姿は素晴らしかったです。アクティビティー終了後、購入できた「キャンディー」で疲れを癒していました。全員が満足げな笑顔を見せてくれました。
湯本っ子の頑張りは、ナイスでした。拍手を送ります。
2016.9.2 神田外語大学 学生ボランティアによる英語学習 最終日
2日(金)最終日となりました。子どもたちの緊張もほぐれ、笑顔いっぱいの学習が展開されました。

ランチタイムにも、食事を取りながら様々な会話を交わし、子どもたちはニコニコでした。
また、ランチタイムに、3日間楽しい英語の学習を提供してくださった学生ボランティアのお姉さん方一人一人に、記念写真が感謝の気持ちと共に贈りました。

放課後の見送りでは、6年生女児より3日間のお礼の言葉が4名の学生ボランティアの皆さんに改めて「3日間とても楽しい英語を学べました。ありがとうございました。」と述べられました。
6年生のこの言葉のとおり、子どもたちにとっても、教師にとっても、英語という言語を通して多くのことを学べたとてもよい機会となりました。神田外語大学の学生の皆さん、関係教職員の皆さん、ありがとうございました。
2016.9.1 神田外語大学 学生ボランティアによる英語学習 2日目
今日は、各学年毎にレッスンをしました。
3年生は、「桃太郎」の英語版を使っての学習をしました。4年生は、「道案内」を昨日よりもより実践的に取り組みました。5年生は、「ジャックと豆の木」の英語版を昨日の反復練習から学習が進められました。そして、6年生は、中学校へのつなぎを意識したアルファベット26文字を頭文字にした物の発音やカードとりなどしながら学習が進められました。昨日よりも、多少緊張感はほどけてきているように感じます。明日は、最終日です。もっとのびのび取り組んで欲しいと願います。
2016.8.31 神田外語大学 学生ボランティアによる英語学習 1日目
今日から3日間、神田外語大学の学生ボランティアによる学習が開かれています。初日と言うこともあり、大変緊張していました。1校時に、オリエンテーションをおこない、2,3校時は、校内水泳記録会での補助をしていただき、4校時から本格的に英語の学習を始めました。
3,4年生では、3名の女子学生による「道案内」の学習でした。ALL Englishでの学習になりましたが、3,4年生は真剣に取り組み、英語での道案内しようと取り組みました。受け答えする姿を見ていて、意欲、関心の高まりを感じています。

午後の部は、5,6年生です。「ジャックと豆の木」のお話の英語での語りから学習が始まりました。5,6年生は、食い入るように良く聴き、物語を理解しようとしていました。また、物語のパーツを使っての英語学習でも、一緒に発音しながら高学年らしい頑張りを見せてくれました。

また、ランチタイムには、5分間イングリッシュタイムを設け、話せる英語で食事を取りながら会話を楽しみました。会話にならない会話もありましたが、雰囲気を味わう事がとても大切であると考えています。動じずに話せるようね願うばかりです。
2016.7.20  5年間お世話になったALT:レイチェル先生退任!
「レイチェル先生とのお別れの会」を催しました。
 6年生が1年生入学してから来村し、5年間に渡り、天栄村の子どもたち、湯本小学校の子どもたちのために英語を教えてくださいました。外国人と接する機会が少ない子どもたちにとって、日常的に接することができるレイチェル先生がいてくださったことにより、今、外国人に対して違和感なく接することができる素地を養えたことと思います。また、様々な教材を駆使して英語を楽しく子どもたちに感じさせてくださったお陰で「英語に親しむ力」をも身につけることができたと感じています。レイチェル先生のご尽力に感謝いたします。
 
今後、日本で新たな道に進まれるとのこと。お二人の前途に幸多かれとお祈り申し上げます。今までありがとうございました。 good luck!
ALT:レイチェル先生との活動から

 校内表示に英語表示が追加されました。それは、「英語の村 てんえい」実現に向けて歩み出すためです。今年度より授業意外に「英会話レッスン」を実施するにあたって、ALT:レイチェル先生に学校の施設表示について、英語でどのように表現するのかを、全校生と一緒に学校探検をしながら教えていただきました。
 本校では、4校時終了後「ネイティブ イングリッシュ」で、子どもの耳を作るための時間「のびのびタイム」を10分間設けています。今日はその時間に、学校内の校長室、職員室はじめ各教室、施設について、英語での表現を学びました。片仮名読みで覚えるのでなく、英語を耳から聞いて、一緒に発音し、覚えてしまおうと挑戦します。今後、当分の間、本日の録画取りしたもので、学び、全員が正しい表現をできるように努めて参ります
◇平成28年度の実践◇

◇学校課題解決のための【1本目の矢】

 〇方策1関係〇・・・英語に親しむ機会を作ります。・・「学」との連携も図ります。

 村英語助手の先生と学級担任はじめ教職員がしっかり連携し、外国語活動及び国際理解の授業の充実を図ります。
 その他に、本校の学区内に
全国から利用者の絶えないパスポートのいらない英国で知られる「British  Hills」があるという立地条件を生かし、
「British  Hillsで1日英国生活体験」の研修(※受付から食事、帰るまで全て英語で生活をする)を考えています。これを実施できるのは、1本目の矢である英会話能力が多少なりとも着いた段階で考えています。また、「学」との連携で、8/31~9/2までの3日間、神田外語大学学生ボランティアを受け入れます。その際、学生との英会話活動の中で、本校児童の英会話能力の実態の検証をすすめ、実態把握にも努めて参ります。そして、英語がより身近な言葉として子どもたちが触れられるような環境づくりに取り組んで参ります。

        ※British Hills                   ※神田外語大学
平成27年度までの英語に親しむ活動
◇平成27年度の活動紹介◇
 「英語の村 てんえい」を掲げ、英語教育に村全体で取り組んでいます。本校の学区には、日本全国から利用者の絶えないパスポートのいらない英国で知られる「British Hills」があります。このような立地条件を生かし、ブリティッシュヒルズでの英語研修やブリティッシュヒルズと関係の深い神田外語大学の学生を実習生として受け入れ、英語がより身近な言葉として子どもたちが触れられるような環境づくりに取り組んでいます。

◆今までの実践紹介◆(※紹介内容は、学校だよりより抜粋したものです)
2015.9.3~4 神田外語大学生による特別授業.pdf
2015.9.2 天栄村ALTのEnglish指導.pdf
20157.8 ブリティッシュヒルズ体験.pdf
◆日常の取り組みから◆
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/8より、4校時終了後の10分間のびのびタイムにおいて、イングリッシュリスニングタイム活動を毎日実施しています。題材は、日本昔話「桃太郎」です。
2015.10.29 「ゆもとっ子祭りで発表」.pdf
2015.11.13 「地区文化祭で発表」.pdf