先週、ファミリーワーケーションが行われ、2人の児童にとっては大きな刺激を受けたところですが、今週9月2日(月)~3日(火)、大里小学校の5・6年児童と一緒に、6年児童がいわき方面での宿泊学習・修学旅行に参加してきました。

昨年度も大里小学校の5年生と日光方面への宿泊学習・修学旅行を行っているので、6年生にとってみれば顔見知りの慣れた活動でもありました。

「アクアマリンふくしま」といったら、「シーラカンス」です。生きている化石「シーラカンス」が実際に泳いている姿を動画に収めて公開したのが「アクアマリンふくしま」です。

大型海洋生物トドの前で、記念写真をと思いましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。それでも、子どもたちの笑顔が眩しいです。

震災後にできた施設のようです。体を思いっきり動かすことができて、頭もスッキリ。この他にも、哺乳類・鳥類の飼育展示もあり、「環境水族館」とうたっている意味が感じられました。


早朝からの移動でお腹がペコペコ。近くの商業施設でお昼を食べ、お土産を買って午前中の活動は終了です。
1日目 午後の活動 いわき石炭化石館での化石とのふれあいが子どもたちの心を掴みました。

まずは、アンモナイトの化石のクリーニングです。化石の周りについている岩石を削ったり磨いたりして、太古の生き物に思いを馳せました。自分のアンモナイトになるのですから、選ぶのも真剣です。

たっぷり1時間、金づちとたがねを使って、余分な岩をそぎ落としました。アンモナイトと一緒に発掘者の自分の名前をケースに入れた瞬間、自分だけの標本となりました。

展示スペースには、実際に化石を触れることができるコーナーもあります。子どもたちの満足度も大いに高まったようです。

夜、枕元にはアンモナイト化石が置かれていました。どんな夢を見ているのでしょうか?

9月に入り、朝夕は暑さがやわらぎ秋の気配を感じる頃となりました。
そんな中、幼稚園のみんなは水遊びです!前回の水遊びよりも気温が低く、水も冷たく感じます。

が、そんなことにはめげません。元気いっぱいに楽しんでします!(いつの間にか2年生も一緒です)


水遊びは(たぶん)これが最後です。夏の終わりの寂しさがあります。今年の夏は楽しいことがたくさんありましたね・・・。

これからだんだん秋に向かいます。
秋といえば、読書の秋、収穫の秋、食欲の秋!秋も楽しいこと、たくさんやりましょう!
【8月30日(金)最後の活動】
子どもたちが3日間を振り返る時間を設けました。オリエンテーション時に2つのグループを作り、6年生が下級生を見守って活動するようお願いしました。

4枚のホワイトボードの分担を決め2時間かけてまとめ・発表の練習を行いました。保護者の方も別室で、ファミリーワーケーションについての振り返りを行いました。

子どもたちの発表の前に、福島県の現状を知っていただく震災教育を子どもたちにどのように行ったのか、保護者の方にも見ていただきました。みなさん、熱心に聞いてくださいました。


そして、子どもたちの発表です。3日間を振り返りながら、楽しかった活動や思い出を紹介しました。「仲の良い友達ができたことが良かった」と感想を述べたお子さんもいました。本校の児童にとっても、同級生や下級生のお友達ができたことは大変貴重な経験でした。

午前中、子どもたちと行った震災教育で取り上げた「花は咲く」を参加者全員で歌い、3日間のファミリーワーケーションを終了いたしました。

県・村・地域の施設や方々・本校職員など、たくさんの方のお力添えをいただけたことでファミリーワーケーションを行うことができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
【8月30日(金)湯本小学校での活動1】
3日目、朝から雨が降っています。台風の影響が強く心配された3日間でしたが、予定されていた外での活動は無事終えることができました。3日目の天気予報は1日雨模様。

湯本小学校では、通常の朝の会が始まりました。でも、今日は人数が多いです。健康観察をすると全員が元気とのこと。良かった!
雨が小降りになってきたので、子どもたちが育ててきた野菜の収穫をすることにしました。

オクラは、非常に大きく育っていました。スタンプに使えそうです。

大事に取り置きしていたスイカも収穫です。後で、みんなで食べることにしました。

野菜だけでなく、虫も捕まえました。子どもたちの興味は、虫取りに移ります。本日の予定にはありませんでしたが、子どもたちの思いを汲み入れるのが本校の先生方の良いところ。


学校から、虫取り網を持ってきて、トンボ・バッタ・カマキリ・カエルを捕まえました。学校のすぐ脇に畑があり、叢には虫が生きている。こんな環境の中で、二人の子どもたちは学んでいます。
【8月29日(木)夕方の活動 夕食づくり】
子どもたちは、ゴルフ体験を終えてから、今晩のごはんづくりを行いました。天栄村ふるさと夢学校の方が食材やレシピを準備してくださり、子どもたちは手ほどきを受けながら、協力して夕食をつくりました。メニューはカツ・カレーライス。それに素揚げした地元野菜をトッピングしていただきます。また、地元の野菜をサラダにして添えました。

自分たちだけでなく、家族や地元も方もいらっしゃるので大量に作ります。

低学年の子も、自分たちができることに取り組みます。

お家の方も仕事を終えて学校にやって来ました。ご飯も炊きあがりました。いよいよ子どもたちが作ったメニューで2日目の夕食をいただきます。

美味しいご飯を食べた後、今日の活動を写真を見ながら振り返りました。あっという間に1日が過ぎていきました。
【8月29日(木)午後の活動 スナッグゴルフ体験】
午後からは、白河メドウゴルフ俱楽部でスナッグゴルフ体験を行いました。湯本小学校では、学区内に2つの名門ゴルフ場があるので、場所をお借りして年5回スナッグゴルフ体験を行っています。

今回も、白河メドウゴルフ俱楽部の支配人 渡邉氏から、子どもたちに直接指導をしていただくことができました。

本校の6年生が、まずは見本を見せます。クラブを振る姿が美しく、友達から拍手が起こりました。

渡邊さんから、クラブの持ち方や振り方の指導を受けます。


ゴルフの上達のためには、小さい頃に重いクラブに振り回される感覚を身につけることが大切だそうです。今の女子ゴルフで活躍されている方のフォームは、そうして身につけてこられたとの説明がありました。

2つのクラブを使ってミニゲームを行い、スナッグゴルフ体験を終えました。

最後に、支配人の渡邊さんから、ゴルフの歴史と時代によってルールが変わってきたこと、相手を敬いフェアプレイの精神でプレーすること等、これからの生き方に係る大切な話をいただきました。
【8月29日(木)午前中の活動】
2日目は、湯本小学校の近くにあるブリティッシュヒルズで英語レッスン体験です。天栄村の小・中学生は毎年、ブリティッシュヒルズで英語体験学習を行っています。

まずは、入国審査。パスポートを見ながら、英語で質問をされます。そこで正しく答えることが出来ると、スタンプを押してもらい入国完了です。

いよいよレッスン開始。レッスンと言っても、遊びながら楽しく英語を学ぶプログラムがたくさん準備されています。目隠ししている友達を英語を使って誘導します。

適切に伝えるために、子どもたちは歩いている友達の近くまできて、「ストップ ターンレフト ゴー」等の掛け声をかけるようになりました。


マットを用いて移動するゲームです。勿論、説明は英語で行われました。最初は5枚だったシートがゴールする度に1枚ずつ減らされていきます。最後は、2枚のシートだけで移動しなくていけません。楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。

子どもたちの世話をした大学生のリーダーも、ブリティッシュヒルズの世界観に満足されたようです。


シェイクスピアの銅像を囲んでの記念写真。大満足の英語レッスンだったようです。
【8月28日(水)午後の活動】
前日、天栄村の小学5年生が体験した平滑での川遊びを行いました。学校で給食を食べている時に、土砂降りの雨が降ったので心配しましたが、今日も、羽鳥ダム管理事務所の方が現地を確認し水量を調節してくださったおかげで実施できることになりました。

本校の児童は別ですが、参加した子どもたちは川遊びの経験がほとんどないため、湯本分遣所の消防士さんによる川に潜む危険についてレクチャーしていただきました。そして、ライフジャケットの正しい着用を確認していただきました。

いよいよ、川の中に入ります。「冷たい!」の歓声が響きます。最初は足首までの深さしかありませんが、恐る恐る慎重に歩み出しました。

待ちに待ったこの瞬間、子どもたちの表情も一気に和らぎました。さあ、ここから、後ろの滝のところまで移動です。

湯本小学校の2名の児童が、余り深くないところを歩き先導しました。下級生の手を引きながら歩く経験は、本校ではなかなかできないことです。

滝の上に到着。膝まで水に浸かったり、木々の茂みの中を歩いたりと、ちょっとした冒険の気分が味わえたようです。

水が流れ落ちるところに腰を下ろすまで、水への抵抗があったようですが、一度濡れてしまえば、

ご覧の通り、胸まで浸かる川の中に入ってもヘッチャラ。川に浮かび流されていく感覚を楽しんだり、水を掛け合ったりと子どもたちの活動がダイナミックに変化していきました。

午前中に出会ったばかりの9名の子どもたちですが、自然の中で体を使って遊んだことで、一気に距離が縮まったようです。
8月28/日(水)~8月30日(金)の3日間、福島県県中地方振興局が主催する「ファミリーワーケーション in 福島・天栄村」が、本校を主会場に行われました。今年のファミリーワーケーションのテーマは、「全校児童2人の小学校に体験入学!」ということで、東京・千葉・埼玉の同学年の小学生と交流することは、本校児童にとっても大きな刺激となりました。
【8月28日(水) 初めての顔合わせ】

一人一人自己紹介です。住んでいる地域や自分の好きな物を伝えながら、これから3日間共にする友達とのファーストコンタクトです。

県の方だけでなく、天栄村の企画政策課からも大きな支援をいただいています。そして、地域の安全を見守る湯本駐在所長も駆けつけてくださいました。

その後、子どもたちはアイスブレークのゲームを行いました。生年月日順に並ぶよう指示され、友達に誕生日を聞きながら順番に並ぶことができました。

たくさんの方のお力をお借りしながら、3日間のファミリーワーケーションが賑やかにスタートしました。
サマースクールてんえいの5年生の活動が、湯本地区で行われました。全校生2人の学校に、42名の友達が来たものですから、それは賑やかな1日となりました。

1日の活動の流れと、この活動のめあてを確認してから活動開始です。

まずは、学校探検です。お兄さんお姉さんの訪問に幼稚園児も大喜びです。自分たちが作った昆虫を見せたり、昆虫で遊んでいるところを見てもらったりと、満足気の様です。

その後、湯本地区に移動し、歴史・文化・自然などを講師の先生に説明していただきながら、散策しました。棚田の様子を見て、自分たちが住んでいる場所の田んぼとは様子が違うことを確認しました。

そして、子どもたちが一番楽しみにしていた川遊び。天候にも恵まれ、最高の条件で遊ぶ事ができました。
実は、この川遊びに際して、農林水産省 東北農政局 羽鳥ダム管理所からご協力をいただいております。子どもたちが安全に川遊びができるよう、何度も現場の確認と細かな水量の調節を行っていただきました。
たくさんの方のご協力によって今回のサマースクールてんえいが行われました。皆様、ありがとうございました。
37日間の長い夏休みを終え、8月26日(月)2学期がスタートしました。スクールバスに乗って登校・登園する子どもたちの表情は生き生きしていました。驚いたのは、靴が小さくて履けなかった子もいました。すごい成長です。

早速、教室で夏休みの思い出を話していました。話したい話題が尽きません。

小学生も夏休みの宿題を前に、ミニトマトを食べたことやお出かけしたことを話しました。

2学期の始業式では、目標をもって取り組んで欲しいことを、オリンピックアスリートの言葉を借りて伝えました。

背筋が伸びて、夏休みの自宅から、学校モードへ切り替わったようです。82日間の2学期を目標をもって過ごしていきます。
今年度の水泳学習の締めくくりとして「着衣泳」の学習を行いました。
湯本分遣所の職員の方と湯本駐在所長さんに講師としてお越しいただきました。
服を着ていると泳ぐことが難しくなるので、泳ぐのではなく水に浮くことが最も重要になります。


幼稚園の園児や地域の子どもたちや保護者の方も一緒に参加して学習しました。
上手に浮くことができましたね。


命を守る大切な学習ができました。湯本分遣所の皆さん、湯本駐在所長さん、ありがとうございました。

7月19日(金)71日間の1学期が終わりました。湯本小学校・湯本幼稚園合同で、1学期の終業式を行いました。

入園式に始まり、地域合同の運動会、ファミリーワーケーションでの湯本小学校の紹介、ブリティッシュヒルズの先生方へ湯本地区を紹介した総合と英語の公開授業、尾瀬での森林環境学習など、子どもたちと先生方が一体となって取り組んだ授業・行事を振り返りました。

また、今年の夏はパリオリンピックが開催されることに触れ、アスリートたちが自分の目標達成に向けて努力していることを確認しながら、夏休み中に頑張りたいことに計画を立てて取り組んで欲しいことを伝えました。

子どもたちからも1学期の反省と夏休みに頑張りたいことの発表があり、2学期の始業式で達成できたかを確認することとなりました。

8月26日(月)全員が元気に登校・登園してくれることを楽しみにしています。
7月18日(木)天栄村立小学校4校合同の水泳学習が、湯本小学校のプールを使って行われました。本校のプールで学習するのは、今年2回目となります。今日は薄日の射す天気で気温・水温ともバッチリです。

2回目ともなると勝手が分かり、プールでの学習もスムーズになりました。

水深の浅いプールも使って水遊びを十分に行い、水に慣れていきます。

園児も水遊びです。小学校の水泳指導にいらしていた講師の先生から、バタ足を教えていただきました。顔に水がかかってもへっちゃらです。

小学生も何だか一緒に遊びたいような表情で見ています。もうすぐ梅雨が明けそうな1日となりました。
白河メドウゴルフ倶楽部で、今シーズン2回目のゴルフ体験を行いました。標高960mの天空のゴルフ場には、梅雨のジメジメした空気はありません。とても爽やかです。

今回もゴルフ場の渡邉支配人から、スナッグ・ゴルフのクラブを用いて、握り方や重心を移動させながらの振り方を教えていただきました。

6年生が一番経験が長く、一連の流れがとてもスムーズ。6年生をモデルにしながらのレッスンです。

渡邉支配人は、一人一人握り方やフォームを確認します。こんな贅沢なことはありません。

お互いに分からないことを教え合って上達を目指します。子どもから教わることもいい経験です。
最後に渡邉支配人から、ゴルフは礼儀を重んじる、お互いを尊重し合うスポーツであることや、どんなスポーツでもルールをしっかり確認して敬意を払いながら望むことが大切であることを教わりました。
次回のレッスンは、8月29日(木)。ファミリーワーケーションで関東方面からお越しいただく友達とレッスンします。
残り約6㎞の行程を歩きます。

雨が上がりました。森の中を過ぎると田代(湿原)が点在しだしました。横田代の辺りはワタスゲがたくさん。

薄霧が立ち込める幻想的な景観の中を歩くと、疲れも忘れてしまいます。

いよいよゴールに近づいてきました。昨日、大江湿原で見たニッコウキスゲの花が咲いています。子どもたちは「夏の思い出」として、ずっと心に留めておくことでしょう。

そしてゴール! 2日かけて燧ヶ岳をぐるっと1周してきました。2日目も約10㎞を歩きました。2日間で20㎞以上を歩いたことになります。湯本小学校みんなの「夏の思い出」となりました。
朝の散歩のときははっきり見えていた山々が、朝食を食べ終えて出発するころには見えなくなっていました。1日目、10㎞以上歩きましたが、皆元気です。

お世話になった山小屋の皆さんに挨拶をして、7時15分2日目の行程のスタートです。

今日は、尾瀬ヶ原の湿原を離れて山の中を歩きます。途中で雨が強くなってきました。登山道に小川ができてぬかるんでいます。平滑ノ滝を過ぎて、三条ノ滝を目指しています。この川は、尾瀬ヶ原の水が集まって流れ出したもので、只見川の源流となります。

三条ノ滝まで200mのところまで来ましたが、気象条件と皆の体力を考慮して、滝を見るのはあきらめました。御池駐車場に戻ることにしました。

11時お昼です。出発してから4時間近く歩いています。カップ麺の熱いスープが疲れた体に染み入ります。元気をチャージして、身支度を整えて、御池駐車場に向けて出発です。
朝食前に朝の散歩です。夜は強い雨風がガラス戸を叩いていました。

山小屋の後ろにそびえているのが日本百名山の「燧ヶ岳」。1日かけて山の反対側にきました。

風が少し出てきました。雲が流れます。

燧ヶ岳の反対側に、日本百名山の至仏山(しぶつさん)が見えだしました。静かです。鳥のさえずりだけが聞こえます。

木道の傍に「トキソウ」が咲いていました。湿地性の野生のランです。この他にも幾つもの高山植物が咲いています。

胸いっぱいに朝の新鮮な空気を吸いました。さあ、これから朝食を食べて、2日目の学習が始まります。
尾瀬沼ビジターセンター見学後、雨の中の移動となりました。尾瀬沼から尾瀬ヶ原の見晴まで約8㎞を歩きます。

木道は濡れると本当によく滑ります。冬の凍った道のようだと子どもたちは例えていました。

それだけに山小屋に着いた時の嬉しそうな表情。窓からは、尾瀬ヶ原が一望できます。まさに絶景ポイント。

お風呂に入った後で、夕食です。これを楽しみに歩いてきました。みんなで協力して給仕します。

子どもたちの予想が当たりました。今日のおかずはハンバーグ。

長い1日でした。でも、まだ子どもたちの情熱は収まりません。
この後19時から尾瀬環境財団の方の話を聞いて、今日の振り返りを行いました。