大里小学校  News Diary

2023年3月の記事一覧

本日「みんなそろって大里小」です!

ありがとうございます!

今日も全員出席です。

今年度56回目の「みんなそろって大里小学校」です・

今日は,これから「みんなそろって卒業式予行練習」です。

 

1日の気温の変化,花粉症対策等,健康管理が難しい中で子どもたちを元気に登校させて下さり,本当にありがとうございました。

東日本大震災・追悼集会

3月10日(金)に,東日本大震災・追悼集会を行いました。

全校児童・全職員で黙とうを捧げました。

全児童が,真剣に集会に参加しました。

子どもたちは,震災を経験していません。

ぜひ,あのときの様子をお子様に伝えてあげて下さい。

 

集会では校長から次のような話がありました。

「2011年の3月11日,私たちは巨大地震・大きな津波・原子力発電所事故による大きな被害を受けました。12年前です。約16,000人の方が命を奪われました。まだ約2,500人の人が行方不明です。

 今日は二つお話しします。

①あきらめず挑戦を続け,頑張りましょう

東日本大震災の時,みなさんはまだ生まれていませんでしたが・・・校長先生は,本当に「もうダメか?」と思いました。地震で街や道路は崩れ,津波で多くのものが流され泥をかぶり,原子力発電所事故による放射線が怖いということになり福島県でとれたお米・野菜・お肉・魚・果物・・・いろんなものが売れなくなりました。他の県に避難した人が16万人。天栄村の人口5,200人の30倍です。避難した人が他の県で差別・嫌がらせを受け,福島県には怖くて行けないという人が増え・・・本当に「もうダメか?」と思いました。

ですが,そんな中で,みなさんのご家族の方々は,みなさんを育てたのです。「がんばろう ふくしま」を合言葉に頑張ってきたのです。みなさんに米作りを教えて下さっている吉成さん,シイタケ栽培の大野さんなどは,「福島県のものは危険だ」「作っても買う人がいない,誰も欲しがらない」と言われている中で,あきらめることなく,工夫・努力を続け,「安全でおいしい」もの作りを続け,大里から発信し「日本一」の米・シイタケを作るまでになりました。多くの人が食べたくなる,多くの人が買いたくなるものを作り上げました。「あきらめない,挑戦を続ける,そして地域を,福島を復活させた」そんなお手本が,みなさんの身近なところに存在します。まだ,「完全な復活」「奇跡の復活」までは,達成できていません。今後も「もうダメか?」と思ってしまう問題・災害が起きるかもしれません。でも,この大里の人々のように,大里の人々を手本に「あきらめない」「挑戦を続ける」ことで,必ず未来を切り開けます。頑張りましょう!

 ②「命を落とさない」「生き延びる」ための備えと準備を

 1万6千人の人が亡くなった,ということをお話ししました。想像して欲しいことがあります。その1万6千人,一人一人に家族がいたということです。突然に,家族が,仲間が,友だちが,命を失ってしまうのです。朝,「いってきます」と出て行った家族の命が失われてしまうのです。校長先生にも家族がいます。その内の一人でも,突然に命を失って,もう話すこともあうこともできなくなったら,立ち直れないぐらいの悲しみに襲われると思います。そして,もし,校長先生が突然命を失ったら,多くの人を悲しませてしまうことになると思うのです。そんな悲しい出来事が,16,000人分起こってしまったのです。世の中・社会の生き延びた人々は,本当に悲しみに包まれました。

 大切な命です。災害が起きたときに「命を落とさない」「生き延びる」ことが第一です。そのための備え,準備をしっかりしておきましょう。」

今日の給食です!

今日の給食です!

食パン・ビーフシチュー・海藻サラダ・はるか・黒豆きな粉クリーム・牛乳,です!

今日も,とってもおいしかったです!

ビーフシチューに,本当にビーフが入っていて感動しました。

 

ところで・・・

「はるか」って,ご存知でしたか?

これです。倍率ドン!

見た目は「レモン」なのですが,甘味が広がります。その甘味も,さわやかな甘味です。

とってもおいしかったです!