日誌

2024年6月の記事一覧

天栄村合同引渡し訓練

梅雨に入り、ジメジメとした空気が流れています。先週までのカラっとした天気が嘘のようです。

天栄村の学校では、毎年、自然災害等を想定した避難訓練を一斉に行っています。今日は、豪雨により災害発生の恐れが生じたと想定し、保護者の方に安全に引き渡す訓練を行いました。

児童も園児も放送に耳を傾け、真剣な表情で訓練に取り組んでいます。この写真をご覧ください。湯本分遣所の消防士さんや湯本駐在所のお巡りさんも、訓練に参加してくださっているのです。子どもたちにも緊張感が伝わってきます。

保護者の方には一斉メール配信により、学校に迎えに来ていただきました。避難場所と保護者の方を確認してから引き渡します。

お家の方の顔を見ると、ホッとしたのか表情が一気に柔らかくなりました。咄嗟の時の対応をみんなで確認した訓練となりました。

8月2日に行う着衣泳の時にも、湯本分遣所の消防士たちが来てくださり、水の危険と浮き方を教えてくださいます。

花を生けてくださいました

地域の星さんが、先週の公開授業の前日に花を生けてくださり来校された大勢の方を楽しませてくださったばかりですが、暑さのため花も長持ちしなくなりました。

それを見越してか、またお花を生けてくださりにご来校くださいました。

職員玄関を入るとすぐ脇に作品が飾られています。

真っ赤な「アンスリウム」の花を引き立てる白い「かすみ草」。緑の大きな葉の「谷ワタリ」と高く伸びる「ソケイ」のバランスの取れた作品が目を惹きます。来校された方にぜひ、楽しんでいただきたいと思います。

人権の花

今年も「人権の花運動」に取り組みました。

「人権の花運動」とは、児童がお互いに協力して花を植え、育てることを通して、優しさと思いやりの心を育てることをねらいとして行われているものです。

学校に届けられた8本のサルビアの花を2年生と6年生の2人で力を合わせてプランターに植えました。

土を入れるのは重くて大変でしたが、頑張って取り組みました。

プランターにシールを貼ります。2年生は、プランターにハートの絵やマークを書き込んで自分のオリジナルに!

サルビアの花言葉は「知恵」「尊敬」「家族愛」などだそうです。人権の花にぴったりですね。

2人が植えたサルビアの花は玄関前に飾っています。お近くにお越しの際はぜひご覧になってください。

幼稚園児の船出

マットとフラフープがあったとしたら、どんな遊びができるでしょうか?

湯本幼稚園の子どもたちは、船をつくりました。

3人が乗ったら出航です。ここから遊びの始まりです。船旅には仲良しの友達も一緒に行かなくてはなりません。人形を連れてきました。

ALTの先生が左右に船を揺らします。「すごい波だ。つかまって! 落とされるな!」  どうやら子どもたちの船は、嵐の中を進んでいるようです。真剣な表情は、ごっこ遊びを満喫している証です。

園児は遊びを通して学んでいきます。

ゴルフレッスン

今年初めてのゴルフ学習を行いました。湯本小学校の学区には2つのゴルフ場があります。今日は、白河メドウゴルフ倶楽部でのレッスンです。本校ではゴルフ学習を通して、-礼儀やマナー、感謝の気持ちー を育むことも目的としています。

ゴルフ学習は、ゴルフ場の方からご指導をいただきながら練習します。教えていただく時の話し方も大切な学習です。

ここは、標高960m。抜けるような青い空。日差しはありますがとても爽やかです。広い練習コースに向けてゴルフボールを打つのは、とっても気持ちがいいです。

今年から初めてゴルフクラブを振る2年生も、しっかりとボールが打てるのは、昨年度取り組んだ「スナッグゴルフ」の成果です。「楽しい! もっとやりた!」と1時間30分のレッスンを終えました。


次回は、コースをお借りして「スナッグゴルフ」の体験です。

8月末に福島県県中地方振興局の事業「ファミリーワーケーション」が本校を会場に行われます。その時には、ゴルフ場で「スナッグゴルフ」を体験します。今から腕を磨いています。

牧本小学校の皆さん ありがとう

牧本小学校で、今年度2回目の交流学習を行いました。2年生は、郵便局の「金融教室」に取り組みました。昔は、貝がお金として使われていたことや、新しい紙幣がもうすぐ発行されることを学びました。

一億円の実際の重さを確認! ずっしりとした重さでびっくりです。

ポスクマを囲んで、牧本小学校のみんなとの記念写真。実はこの時「いちおくえん ほしい~」と叫んでいるのです。だから生き生きとした表情なのですね。

6年生は、理科の学習で、みんなが心臓について調べたことを、画面で共有したり発表に対してコメントを記入したりしました。一人一人コメントするため真剣に話を聞いています。

実際に友達との学ぶことで、自分の思いとの違いを感じたり、その良さを味わったりすることができました。

湯本小学校公開授業その2

湯本地区での授業が終わり、先生方は湯本小学校に戻って事後研究会を行いました。

授業者から、授業構想と子どもたちの学びの過程を伝えた後、座談会となりました。

講師には、福島大学 人間発達文化学類附属学校臨床支援センター 教授 宗形潤子先生

東北地方ESD活動支援センター 地域ESDコーディネーター 齋藤修一先生

福島県教育庁県中教育事務所 学校教育課 主任指導主事 濱津太先生

福島県教育庁県中教育事務所 学校教育課 指導主事 矢作英明先生

をお迎えし、それぞれの立場から本時の授業とこれからの学びについてお考えをお話しいただきました。

本校職員2人が、話し合いの内容をグラフィックにまとめました。可視化された事後研究会となりました。

湯本小学校公開授業その1

6月14日(金)の湯本小学校の公開授業に、天栄村の幼稚園・小学校・中学校の先生や教育関係者の合わせて70名の皆様にお越しいただきました。

70名の方に2人の児童の学びを見ていただくために、オンライン・ライブ授業の形態としました。子どもたちは、湯本地区で授業を行いながらも、一部の同行する先生方以外の方は、湯本小学校の体育館でライブ配信映像を視聴していただくというものです。

この配信は、本校のPTA会長・副会長や天栄村教育委員会にご協力をいただき実現することができました。

授業のコンセプトは、『自分たちの住んでいる湯本地区の良さを、外国の方に知ってもらいたい。そのために、自分たちの調べたことや発表の仕方を評価し、よい良い発表となるようアドバイスをしてもらおう』というものです。

当然、英語を使っての案内となりました。

 授業の前に、アイスブレーク。「あっち向いて ホイ」を英語で説明し遊び始めると、一気に場が和みます。

授業が始まると、自分の思いを伝えようと真剣な表情に一変します。「なぜ」「何のために」ブリティッシュヒルズの先生方に案内するのか、目的をしっかり伝えます。

今日案内する場所や注意点を説明します。生活科の学習「まちたんけん」で自分で撮影した写真を使って地図をつくりました。

湯本地区は文化財や史跡が多くありますが、子どもたちが伝えるのは自分たちのフィルターを通して伝えたいという思いのものや、地域の人々の思い。

ブリティッシュヒルズの先生方は、疑問に思ったことを質問されますが、2人の児童は聞き取って、英語で説明します。

クイズ形式で質問したり、カードを準備して説明したりと、どうやったら自分の思いが上手く伝えられるかを工夫しました。

案内後、ブリティッシュヒルズの先生方からの評価とアドバイスを可視化しました。充実した45分間でした。この後、湯本小学校に戻って事後研究会です。

明日、お待ちしています

明日6月14日(金)、天栄村「つなぐ教育」 湯本小学校公開授業を行います。児童2人に対して、70名近い村内の先生方や関係者に囲まれては授業になりません。そこで、オンライン配信して子どもたちの学びを参観していただきます。参観される先生方は、湯本小学校の体育館でライブ配信を視聴していただきます。

同じ村内の先生とは言え、湯本小学校に初めて来られる方も多いと聞きました。そんな先生方をお迎えする「ウェルカム フラワー」を地域の方が生けてくださいました。皆さんのご来校を楽しみにしています。

6/9 二岐山 山開き登山

6月9日(日)は、天栄村「二岐山の山開き」が行われました。湯本小学校の校歌に歌われている「二岐山登山」を昨年度から再開しました。昨年度は、高学年の参加でしたが、今年は低学年から参加です。ただ、二岐山はなかなか険しい山なので、サポートスタッフや緊急車両も配置しました。

二岐温泉から登山口まで、約4㎞。歩いて50分ほどかかります。さあ、いよいよ登山開始です。

途中、倒木からキノコの「ひらたけ」が生えていました。3週間前に採り残しておいたものが、大きく成長していました。それから、大きなブナ林や石楠花の林を抜け、約2時間20分かけて・・・

頂上へ! 二岐山「男岳 1544m」での記念写真です。頂上から、自分たちの湯本小学校が見えました。大満足です。

サポートしてくださった皆さんありがとうございました。そして、登頂おめでとうございます!

6/6 ファミリーワーケーションイベント

8/28(水)~8/30(金)に、福島県県中地方振興局主催のファミリーワーケーションが、天栄村で行われます。これに参加する子どもたちは、湯本小学校の児童と鶴沼川での川遊び、ブリティッシュヒルズでの英語学習、太平洋ゴルフクラブでのスナッグゴルフプレイ、湯本小学校の授業等、2泊3日を満喫することになっています。

今日はそのファミリーワーケーションを紹介するイベントが行われました。このイベントに2人の児童が参加しました。今まで紹介イベントに小学生が出たことはなかったとのことでした。

12時、イベントのスタートです。子どもたちは、ドキドキしながら出番を待ちます。

そして、12時30分に出演

司会の方の呼びかけににこやかに応えたり、質問にもはきはきと答えたりしていきます。本番に強い!

自分で作成した湯本地区や湯本小学校を紹介するスライドを画面共有して紹介します。勿論、紹介する文章も自分で考えました。これが、現代の学校で子どもたちに育んでいく学びの一つの姿です。感心して見守るだけでした。

大役を終え、ホッとした二人。こんな貴重な経験ができるのは、天栄村や本校ならでは。

8月末、たくさんのお友達と一緒に過ごせることを楽しみにしています。

ひまわりの種をまいたよ!

今日は、湯本支所の方と一緒に、道路沿いの花壇にひまわりの種まきをしました。

あいにく、昨日の雨で、花壇は田んぼのような状態になっていました。

足を取られながら、長ぐつがどろどろになっても、がんばってまきました。

みんなで力を合わせて、広い花壇にたくさんの種をまくことができました。

花壇いっぱいのひまわりが花を咲かせるのが待ち遠しいです!

 

地域の皆様の力をお借りしたプール清掃

湯本小学校には幼児プールと通常のプールの2つがあります。今年から、天栄村の3つの小学校(広戸小・大里小・牧本小)の1・2年生が、湯本小学校のプールを使って学習することになりました。

ただ、児童数・保護者の方も少ないため2つのプールを清掃するには、一人一人に大変な労力がかかります。13年前の震災で排水管が壊れたため水が抜けないという問題もあります。その課題を伝えたら、3つの小学校から校長先生や教頭先生、先生方がお手伝いに来てくださいました。幼稚園の先生や保護者の方も来てくださいました。

さらには、湯本支所の皆さんや湯本消防団の方も、ポンプ車に乗ってお手伝いに来てくださいました。こんなに嬉しく頼もしいことはありません。

壁や底にこびりついていた汚れが磨かれ、みるみるうちにプールがきれいになりました。

平日にもかかわらず、多くの皆様のお力をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 今年は湯本小学校のプールに、たくさんの子どもたちの歓声が響きます。

 

 

湯本地区子どもの安全を守る会

5月31日(金)夕方から、小学校・幼稚園のPTA会長・副会長、各地区の駐在員、民生委員、公民館長・駐在所長の総勢14名の皆様にお集まりいただき、湯本地区子どもの安全を守る会」連絡協議会が行われました。

委員の皆様から提供された湯本地区内の危険箇所や獣害について皆さんで共有するとともに、対策について話されました。

110番の家の新たな追加や獣害に対する必要な物、更には、電柵について知ることの必要性等をご提案いただきました。

委員の皆様から頂いたご意見を行政とも共有し、子どもの安全確保=地域みんなの安全確保 に向けて取り組んでいきます。