日誌

2020年3月の記事一覧

ぜひご活用ください!~役立つ情報リンク集~

「おすすめキッズサイト」(一般社団法人教科書協会)

 → http://www.textbook.or.jp/question/kids-site.html

 

「岐阜県まるごと学園」(岐阜県教育委員会)

 → https://gakuen.gifu-net.ed.jp/

 

「教材デジタルコンテンツデータベース」(徳島県立総合教育センター)

 → http://kyozai.tokushima-ec.ed.jp/

 

「休校中の子供たちにぜひ見て欲しい!科学技術の面白デジタルコンテンツ」(科学技術広報研究会≪JACST≫)

 → https://sites.google.com/view/jacst-for-kids/

 

「やってみよう運動遊び」(子供の体力向上ホームページ公益財団法人日本レクリエーション協会)

 → https://www.recreation.or.jp/kodomo/play/play_list.php

学習支援コンテンツポータルサイト、ぜひご活用ください!

 新型コロナウィルス感染症対策のための、臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイト(通称「子供の学び応援サイト」)が、文部科学省のホームページに開設されました。

 このサイトを利用していただき、ぜひ楽しく学習したり、学習の幅を広げたりしていただけたら、と思っております。

→ https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00452.html

ポカポカ、春の陽気~みなさん、いかがお過ごしですか?~

 臨時休業日4日目、春を感じさせる暖かな日差しが、職員室の窓から差し込んできます。そんな午後をみなさんはいかがお過ごしですか?

 さて、教頭先生が毎朝私たちの机上に置いてくださる新聞記事の内容に目をやると、その中に新型コロナウィルス感染のリスクに関するものがありました。

 「屋外ではリスクが低い」という見出し。「自然の中など屋外での遊びは・・・リスクが低い。」

 そう言えば・・・

臨時休業に入る前に、1・2年生の子どもたちが放課後何やら楽しそうに「ああでもない」「こうでもない」と言いながら外に飛び出していきました。こっそりついて行くと・・・。学校近くの斜面を駆け上がり、3人で何やら相談を始めたかと思うと、三々五々散っていきました。そして、それぞれの持ち場で何か作業を始めました。意見が一致する相談からの、作業や活動へ移るスピード!教室ではなかなか見れない(笑)、教室でこそ見せてほしい(笑)、子どもたちの本領!

 聞けば「秘密基地づくり」だそうです。秘密基地・・・懐かしい響きです。

 どうして子どもたちは、「秘密基地」をはじめとする「秘密」を共有したいと思うのでしょう(子どもだけではないかもしれませんね)?

 ふと、こんな疑問が湧いてきました。

 教室で見せる姿をはるかに超えた力を発揮させたのは、間違いなくこの「秘密」基地です。「秘密」基地が宿す力とは?彼らにとって「秘密」基地は、どのような場所なのでしょう?どうしてこれほどまでに「秘密」基地づくりで、子どもたちはアクティブに対話したり、ポジティブに自分から行動したりできるのでしょうか?遊びという要素も加わっているとは思いますが、それにしても改めて「秘密」基地づくりのエネルギーに圧倒されます。

 秘密にはよい面とわるい面の両方がまとわりついていますが、どちらにしても「秘密」基地には、できそうでできない自分を実現できる場所、今生活する世界から自分を遮断し身を隠す場所、その中で誰からも囚われることなく、好きな自分で、快適な自分でいるorいられる?もしかすると、子どもたちのエネルギー補給or充電の場所?自分のエネルギーも、友達や仲間との絆も倍増させてくれる、仲良し度アップの場所?

 小さな赤ちゃんが、養育者や信頼できる大人を「安全基地」に、探索活動を活発化させるという発達の姿があるように、子どもたちにとって「秘密」基地も、彼らに大きなエネルギーを提供してくれる場所なのかもしれません。

 「密閉された空間」で「近距離で会話などを交わす」と、感染リスクが高くなるそうなので、おうちや室内の中はよした方がいいでしょう。「秘密」基地は、自然の中など安全に気を付けて屋外につくるといいですね。

感謝の会~感謝を伝えたいのはむしろ・・・~①

 実は、新型コロナウィルス感染拡大防止のための臨時休業に入る前日3月3日(火)の午後、令和元年度最後の給食の後に、これまた素敵な素敵なイベントがありました。それは、6年生5名が小学校生活、正真正銘最後の企画運営となる、これまでにお世話になった先生方へ“ありがとう”の気持ちを伝える「感謝の会」が、湯本小学校の思い出づくりの場、ランチルームで行われました。

 ささやかなティータイムからの、6年生一人一人が、これまで練習してきた特技や趣味、大好きなことを披露!

 6年生ともなると、披露してくれるものは、どれも大人顔負けのレベルの高いものばかり!拍手喝采です!!

 でも・・・

先生方一人一人の子どもたちへ注ぐ温かな中にも、どこか寂しさを漂わせる眼差しと微笑みには、子どもたちの成長の喜びと卒業という別れのさびしさの両方が宿っていました。

 そして・・・

感謝を伝えなければならないのは、私たち大人も一緒です。

 こんなに、大きく、優しく、温かな人に成長してくれて、ありがとう・・・

 頑張る姿、できるようになった姿を、こんなにも近くで見せてくれて、ありがとう・・・

 悲しいこと、苦しいこと、うれしいこと、楽しいこと、いろいろな感情や気持ちを共有させてもらえたことに、感謝してます。

 そして何より、みんなの先生でいさせてくれて、本当にありがとうございました。

 思い出の場所、湯本小学校のランチルームで見せてくれた、6年生5名の素敵な姿を、先生たちは絶対に忘れません。

届くといいな この気持ち♥

 給食のエピソードで、もう一つ。

 湯本小学校では、給食の「いただきます」の前に、誕生日の人に『♪Happy Birthday♪』をみんなで歌います。本来であれば、3月の給食のどこかで2人の湯本小のお友達に、みんなでこの歌をプレゼントするはずでした。今回はやむをえない事情で、それは叶いませんでした。でも、湯本小学校のお友達や仲間は、きっと「明日は〇〇くんのお誕生日だ」「Happy Birthday♥〇〇くん」と、同じ空の下でお誕生日を祝ってくれています。もちろん、私たちも・・・。

 1日遅れてしまいましたが、心から、君がこの世界に生まれてきてくれたことを讃えながらお祝いしたいと思います。

 Happy Birthdayイベント〇〇くん記念日

 そして、素敵な毎日を、とびきり楽しい瞬間を、湯本小学校に届けてくれて、本当にありがとうハート

 大好きなこの気持ち、〇〇くんに届くといいな星

 ところで、近日『ドラえもん』の新しい映画が公開される?(公開が延期された?)予定らしいのですが、もちろん『ドラえもん』が大好きな〇〇くんは、きっと『映画ドラえもん のび太の新恐竜』はもうチェック済みですよね。

 というわけで、いつも〇〇くんからたくさんのHappyをもらっているお礼に、そして、お誕生日プレゼントとなるように、今回の『ドラえもん』の映画で使用されている主題歌の、〇〇くんに伝えたい思いとぴったりの歌詞を紹介したいと思います。

 ♪It's your birthday  毎日が誰かのbirthday

  ひとりひとり  その命を

  讃えながら今日を祝いたい

  そして君と 一緒に歌おう♪

Mr.Children ミスターチルドレン 「Birthday」より

 また一緒に大好きな『ドラえもん』の歌を歌おうね。

 ♪僕には翼は無いけれど  君となら高く飛べるよ

  光が射す  その大空を

  風の詩を聴きながら飛んで行こう♪

Mr.Children ミスターチルドレン 「君と重ねたモノローグ」より

 いつかみんなで『どこでもドア』で〇〇くんの大好きな場所に出かけて、『タケコプター』で大空を飛んでみたいよね!だから『夢をかなえて ドラえもん』!

 心より・・・お誕生日、おめでとう!!

引き続き、湯本小全員の元気の源と言えばやっぱり・・・②

 本日4日(水)より、新型コロナウィルス感染拡大防止のための臨時休業。いつになく静けさが際立つ校舎。

 教室や掲示物など、思いのつまった場所や思い出の品々に目をやると・・・どうしても楽しそうに笑っている子どもたち、特に6年生の子どもたちの姿が、思い浮かんでしまい、寂しさが打ち寄せてきます。

 でも、これからやってくる卒業という別れを、一生懸命乗り越えようと自分自身と今も向き合っているのは、きっと5名の6年生の子どもたちだと思います。先日のp4cでも卒業という悲しい、寂しい別れの先にあるものを、6年生の子どもたちはしっかりと見つめていました、考えていました。きっと別れの寂しさや悲しさよりも、はるかに大きな希望と幸せを胸に、それぞれの道を、それぞれの歩み方で、進んでいくのだと思います。

 どんな逆境にもめげず、頑張る力を与えてくれる、「幸せのニューロン」「幸福のニューロン」と呼ばれているスピンドルニューロン。湯本小学校の子どもたちは、きっとこのニューロンがしっかりと伸びているに違いありません。なぜなら、湯本小学校の子どもたちは、最高においしい給食を、素敵な友達や仲間と共に食べてきたのですから。

 このニューロンは、幸せや幸福感に満たされているときに、ぐんぐん伸びるそうです。何時間も机に向かって頭を三角にして試行錯誤しても思い付かなかった数学の問題の解き方が、きれいな夕焼け空を見ているうちにふと思い浮かんだ、みたいに。そう、幸せな状態のときにこそ、幸せのニューロン、スピンドルニューロンは、ぐんぐん伸びているらしいのです。ですから、最高においしい給食を、最高の友達や仲間たちと食べているときの、子どもたちはお口やおなかと同じくらい、いっぱいの幸せを味わっています。おなかも満たされ、心も幸せに満たされています。

 「何を」「誰と」食べるかという、両方の条件を最高に幸せな状態で満たされていた子どもたちのスピンドルニューロンは、どんなに高く困難な壁やハードルが目の前にあらわれても乗り越えていける、跳び越えていけるくらい、しっかりと伸びているはず。

 湯本小学校の最高においしい“幸せ満点給食”に、ばんざーい!!

湯本小全員の元気の源と言えばやっぱり・・・①

 新型コロナウィルス感染拡大防止により、4日(水)から臨時休業が決定となったため、本日3日(火)が今年度最後の給食となりました。

 6年生にとっては本当に「最後」になってしまった湯本小学校での給食。

 ほっぺたが落ちるくらいおいしくて、心も体もホカホカに温まる湯本小学校の給食。

 巡視の際、しばらくランチルームに足を止め、子どもたちが食べるテーブルに目をやると・・・。

 浮かんでくるのは、笑顔で最高においしい給食を頬張る、子どもたちのきらきらの表情。

 聞こえてくるのは、最高においしい給食だからこそ弾む、子どもたちの“うれしさ”と“楽しさ”に満ちた会話の声。

 夕暮れ時の薄暗いランチルームは、これからやってくる別れの寂しさを漂わせます。楽しい学校の思い出の場所の1つだったからこそ、楽しさと寂しさのコントラストで、より一層悲しみがこみ上げてきます。