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福 島 県 岩 瀬 郡 天 栄 村 立 湯 本 小 学 校 |
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Tenei Village Yumoto Elementary School |
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福 島 県 岩 瀬 郡 天 栄 村 立 湯 本 小 学 校 |
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Tenei Village Yumoto Elementary School |
どの写真からも、子どもたち一人一人の、本気の考えや思いが伝わってきます。
本日、ブリッタ先生との交流最終日。いよいよ、ドイツブッパタールのマルコマンネン小学校の子どもたちの問いにこたえる日です。昨日のブリッタ先生との道徳科の授業で、ドイツへの親しみや、ドイツへの興味関心が高まった子どもたち。「ドイツに行ってみたい!」、そんな感想を抱きながら、問い選び。
子どもたちが選んだ問い、それが「なぜ、漢字があるのかな?」でした。
漢字が伝わったり、つくったりした大昔の人々の気持ちや考えを想像しながら、自分だけの新しい漢字を考える活動に入りました。その活動をとおして、子どもたちの中に生まれた感覚、それが、
「昔の人も、漢字を考えるときに、こんなに苦労していたのかな?」
その時、中国が日本を自分の国にするために、漢字を日本に伝えたという考えに傾いていた状況が、ある6年生の女の子の一言で一気に変わります。
「中国が日本を好きだから、漢字を教えたんだと思う。」
それにつられて、他の女の子も
「漢字を教えて、もっと好きになろうとしたんだよ!」
自分の大好きな気持ちを文字で伝える、そんなすてきな考えに教室が包まれていたとき、ブリッタ先生からすてきな提案が。
「みんなの一番大好きな漢字をドイツの子どもたちに教えてあげて!」
子どもたちは、楽しそうに一気にペンを走らせます。思い思いの漢字をスケッチブックに書いていく子どもたち。こうなると、何でも楽しくなってしまうもの。ドイツの子どもたちへの質問や問いも、自分が心からきいてみたい、そういうものになっていきます、不思議ですね。湯本小学校の子どもたちの質問や問いに、ドイツの子どもたちがどんな反応をするのか、考えただけですごくわくわくしてきます。
ブリッタ先生に、笹舟の作り方をレクチャーする6年生。とてもすてきで、あったかい光景だったので、思わず写真に!
ブリッタ先生も、
「ドイツに戻ったら、似ている葉っぱを見つけて、ドイツの子どもたちと一緒に作って遊びたい!!」
そう、笑顔で語ってくださいました。
今日は、ブリッタ先生と湯本幼稚園のお友達も参加して、1学期最後のp4cに挑戦!
問い(お題)に対する自分の考えと理由を、言葉にして一つ一つじっくりと紡ぎ出していく子どもたち。今日は、対話が進んでいく過程で、新たな問いや質問が、子どもたちから生まれるという新しい出来事も!。もちろん、ブリッタ先生からも!!
問いが新たに生まれれば生まれるほど、対話が生き生きしてきます。対話がどんどん広がったり、深まったりしていきます。
これからも、湯本小学校では、enjoyすることを大切にしながらp4cに取り組んでいきます。
2校時目、ブリッタ先生にドイツについてたくさんのことを教えていただきました。
ドイツの遊びを実際に体験した子どもたち。「あれ、これって!?」国や文化は違えど、子どもたちが楽しめる遊びには、意外と共通点が多いのでは!?他にも、ドイツのハッピーバースデイソングを、ブリッタ先生が披露!
たくさん心が動いた、すてきな1時間となりました。
~子どもの感想より~
初めは、ドイツのことを何も知りませんでした。ブリッタ先生からいっぱいドイツのことを紹介してもらって、いろいろなことがわかりました。ドイツの遊びもして、とても楽しかったです。ドイツにとても興味をもちました。ドイツのことをたくさん知れて、とてもよかったです。ドイツに行ってみたいと思いました。
とてもきれいで、毎日とても楽しい国だと思う。ブリッタ先生のお話を聞いて、ワクワクしている。ぼくもドイツに行きたい。
令和6年6月に行われた授業公開の様子を、Youtubeでご覧いただけます。英語を使って湯本地区を案内する児童の姿を見てください。