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福 島 県 岩 瀬 郡 天 栄 村 立 湯 本 小 学 校 |
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Tenei Village Yumoto Elementary School |
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福 島 県 岩 瀬 郡 天 栄 村 立 湯 本 小 学 校 |
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Tenei Village Yumoto Elementary School |
臨時休校前日の4月21日(月)、今年度最初の全校朝の会がありました。
その中で、今年度着任された高橋哲也校長先生から、「クリキンディ」というハチドリのお話の紹介がありました。火の海に包まれた森を目の前にして、ほとんどの動物たちが森を救うことをあきらめる中、ハチドリの「クリキンディ」だけが、小さなくちばしで水を運び、一滴ずつ火の上に落としていくというお話です。
「自分にできることをしているだけ・・・」
高橋校長先生のお話に、真剣に耳を傾ける3名の子どもたち。これをふまえて高橋校長先生から、これから再び始まる臨時休校の際の過ごし方のお話が続きます。
現在の、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない大変な状況であっても、
☆私たち一人ひとりに必ず「できること」があること☆
そして、「できること」から行動することができれば、きっとその輪が広がり、この困難を乗り越える大きな力になっていく!3人の子どもたちの心にしっかりと届いて共鳴しているように、その眼差しや表情から伝わってきました。
臨時休校になる前、学級活動の時間に令和2年度2・3年学級の学級スローガンを考えました。もちろん、話合い活動はp4cを使います。
最近は、子どもたちから,
「p4cやらないんですか?」
とふられるようになりました。昨年度から継続しているp4cが、子どもたちの中に少しずつ根付いてきているのを実感します。児童数が8名から3名となり、対話の輪は小さくなってしまいましたが、湯本小の伝統の本気の精神〝YUMO Soul〟を受け継ぐ3名の子どもたちの思考は、もしかしたら宇宙よりも広く深く、そして大きくなっているような気がします。だからこそ、もっともっと子どもたちが思考を広め深めることができるように、新たな取り組みも始めています。
昨年度は足下においていた「WRAITEC(ライテック)」カード。今年度より手元に置いて実際のp4cで使えたら、トランプゲームのように円座の中心に置いていきます。すでに道徳科の授業で実際に子どもたちに挑戦してもらいましたが、カードを使うことで、子どもたちが意見を羅列的に発表することから、質問し合い、問いをつないでいく対話の方に変貌しつつあります。
そんなふうにして、子どもたちから提出された意見は・・・
〇みんなで話し合って決めたことには文句を言わず、最後までやり抜きたい!
〇毎日楽しくハッピーでいられるようにしたい!
まとまった子どもたちの考えを見て、担任から一言。
「この2つが入っている合言葉、何かない?この2つが入っているものと言えば、何だろう?」
すると、3年生のYくんから、
「ねん土!ねん土は固まったら硬くなるし、ねん土で遊ぶと楽しくてハッピーになれる!!」
その意見に、もう1人の3年生Rくん、2年生のKくんも合点。
というわけで、令和2年度湯本小2・3年生の学級スローガンは・・・
「ねん土」
に決定しました。とても素敵なスローガンをありがとうございます。
もちろん、「ねん土」には、やわらかさや可塑性があります。固まる前は、やわらかく色々な形に変化できます。仲間の考えや意見を受け止めて、自分の心や行動を変化させる「やわらかさ」を、3人の子どもたちがもってくれることも、担任として期待しちゃっています。それに、固まったあと、水を含ませれば、また形を変えていけるのも、時代への対応力みたいで、すごくかっこいいですよね。あっぱれ、湯本小2・3年生!ゴーゴー“YUMO Soul Brothers”!!
教頭先生の発案とご厚意、そして弘済会様の研究助成金により、令和元年度の1年間における天栄村立湯本小学校現職教育の研究実践が、この度2冊の冊子となり日の目を見ることとなりました。
共同研究実践編は、昨年度の8名+時々1名の子どもたちの姿をもとに、授業やそれ以外の様々な場面で取り入れてきたp4cの実践記録集となっています。もう1冊の個人研究実践報告編は、これも湯本小学校の子どもたちの姿に寄り添いながら、p4cを実践する際の手順や流れ等をまとめた、いわばp4cのマニュアル本に仕上がっています。2冊で1つの姉妹本のような感じです。
もし、p4cに心から興味や関心をお持ちになられている方や、これからp4cを実際の教育活動に本気で取り入れようと考えておられる先生方がいらっしゃれば、本校までご連絡いただき、校長先生や教頭先生との相談のうえ、提供させていただくこともやぶさかではないと思っております。ただ、数に限りがありますので、在庫切れとなった場合はご了承ください。
臨時休校初日、学校から配付された「今日の時間割」では、ちょうど3校時目真っ只中と言ったところでしょうか?
休校中も「音読」は毎日の日課として頑張ってほしい家庭学習の1つですが、なんと!国語の教科書の音読のお手本をきくことができる学習サイトの紹介がありました。ぜひプロの音読=範読をきいて、自分の音読に生かしてもらえるとうれしいです。他にも、教科書に関連するワークシートや動画も準備されています。
光村図書出版【期間限定】臨時休業中の児童生徒に向けた学習支援コンテンツ
→ https://www.mitsumura-tosho.co.jp/oshirase/shien_index.html
ちなみに、みなさんが知っているアニメキャラクターの声優を担当なさっている方の範読もありました。
<ヒント>
〇愛と勇気が友達!やさしくて、おいしいヒーローと言えば?
〇見た目は子ども、頭脳は大人!と言ったら?
本日は、明日から始まる臨時休校時の家庭学習(課題のプリントやドリル、本等)を、たくさん持ち帰った子どもたち。休校期間中少しでも楽しく家庭学習が進められるように、可能な限り、家庭学習で活用できる学習サイトを紹介していきたいと思っています。ぜひ、本ポータルサイトをご覧になり、サイトへアクセスしてほしいと思います。
まずは、文部科学省開設の「子供の学び応援サイト」です!
→ https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/index_00001.htm
令和2年度が始まり、早2週間。サイト更新がだいぶ滞ってしまいました。
というわけで、令和2年度もよろしくお願い致します。
さて、最初の投稿が、上記タイトルとなってしまい、大変残念で仕方ありませんが、とにかく今は、感染拡大防止への意識をさらに高くして、何とか収束そして終息へと向かうことができたら、と心から願っています。
改めて昨日配付された「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う休校措置」で「臨時休業中の過ごし方、家庭学習等について」の内容を、確認させていただきます。
〇今回の休校は、感染拡大防止のためのもの。不要不急の外出は極力控えます。
〇密閉・密集・密接の3つの条件を避けた行動を心がけます。
〇おうちの方々の協力(丸付け等)を得ながら、計画的に家庭学習(学校からの課題等)を進めます。
→なお詳細は「家庭学習連絡ファイル」をご覧ください。
〇普段の学校生活リズムを崩さず、早寝早起きを心がけます。
〇ゲームやテレビ、ネット動画等はほどほどに、長い休みだからこそできる読書や図画工作等にも取り組みます。
今年度の湯本小学校は、2・3年複式学級が1つ、児童数3名でスタートを切りました。時にはけんかもありますが、兄弟“Brothers”のように、そして“YUMO Soul(湯小魂)”全開で、毎日楽しく学校生活を送っています。ちなみに、2・3年学級のお便りのタイトルは、「二代目 YUMO Soul Brothers」です(前年度は「初代 YUMO Soul Brothers」でした)。今回の難局も、湯本小学校の魂“YUMO Soul”パワーで乗り切ってくれることを信じています。
様々な制限や制約はありますが、3名の子どもたちには充実した休校を過ごしてほしいと思っています。
令和6年6月に行われた授業公開の様子を、Youtubeでご覧いただけます。英語を使って湯本地区を案内する児童の姿を見てください。