日誌

2022年9月の記事一覧

虫眼鏡 森林環境学習「絶滅危惧種の標本を作ろう」

本日の森林環境学習には、福島県の森林環境税を活用した森林環境学習の補助金をいただいております。

今日は天栄村大字田良尾地区内に咲いている「アイズヒメアザミ」という大変に珍しい植物の調査のお手伝いと標本作りを体験させていただきました。アイズとはもちろん「会津地方の」という意味ですが、学名上「つ」の濁点ではなく「す」の濁点で標記するそうです。

講師は、本校ではおなじみ「湯本森里研究所 星 昇さん」です。

道の途中には「カワミドリ」という植物が・・・こちらは後で標本にしました。

ツリフネソウと呼ばれる、カタバミやホウセンカのように、実から種がはじける植物を発見。こちらには、子どもたちも夢中でした。

子どもたちに与えられたミッションは、この地区に生えているアザミ①サワアザミ②南部アザミと③アイズヒメアザミを見分けて、アイズヒメアザミが何本生えているかを数えることです。

さて、何本生えているでしょうか?

アイズヒメアザミの特徴

① 他のアザミと比べると「花」「つぼみ」が「やや小振り=ヒメ」です。

② 茎にふさふさと毛が生えています。

③ 葉の付け根のあたりは、「耳」のように葉が広がっています。

一生懸命に数えると今回は71本ものアイズヒメアザミを確認しました。

標本の作り方を教わりました。

① 新聞紙を広げた大きさの4分の1の大きさに

② 植物の花などの先端が入るように配置

③ はみ出した茎の部分を4分の1の新聞に「収まる」ように折り込み

④ 新聞を重ねて「おもし」をし、水分を「抜いて」完成です。

標本の「大きさ」はちょうど新聞紙の4分の1の大きさなのだそうです

新聞にはメモとして、採取した年月日、採取した場所、採取した植物の名前、採取した人の名前を書きます。

今日標本にした植物は

①アイズヒメアザミ

②カワミドリ

③ナベナ

④アズマレイジンソウ

でした。

本日は貴重な体験をさせていただきました。星 昇様 いつも、本校の森林環境学習のためにありがとうございます。

晴れ 夏に逆戻り。

今日の湯本は、日差しもギラギラと、久しぶりに夏に逆戻りしたような天気です。

里では、まだエアコンをつけたり、半袖が当たり前だったりするのかと思います。

今日は30度越える暑さの所もあるのでしょう。

 

今日の野草 ミゾソバ タデ科タデ属 漢字では「溝蕎麦」

日本各地で水田が見られた頃は、土盛りされていた溝や用水路、小川などの縁に普通に生えており、その見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来になっているとのこと。

日本各地の小川や沼沢地、湖岸などに分布する。 稲作地帯などでコンクリート護岸化されていない用水路脇など、水が豊かで栄養価が高めの場所に群生していることが多い。

葉の形が牛のおでこ(額)のような形をしていることから「ウシノヒタイ」、花の形が金平糖の形似似ていることから「コンペイトウグサ」と呼ばれることもあるそうです。

葉をおひたしや天ぷらなどで食べることもできるそうです。

出典 植木ペディア様

 

今日は午後から「森林環境学習」で絶滅危惧種の「標本づくり」にチャレンジします!! 

お祝い 飼っていたカマキリが卵を産みました!

「先生、カマキリが卵を産みました!」

朝一番に元気に声をかけてくれたのは、昨日休んでいた男の子でした花丸

夏休み明けから、自分たちで餌を捕まえてあげ、育てていた一匹のカマキリ

捕まえてからは、メス一匹だけの飼育箱。

子どもの話では、「捕まえる前にオスと交尾した後で、メスのおなかにはすでに卵があった」と推理。

さすがです。

 

カマキリのメスは交尾後オスを食べるという習性が伝えられています。

カマキリなど、昆虫にとって子孫を「残す」ことは命がけです。

メスの栄養が足りない場合という条件で、約全体の25%位で見られるとのこと。

なぜオスを食べる必要があるのか、すべてのオスが食べられる訳ではないという所も伝えていけたら良いなあと思いますキラキラ

 

晴れのち曇り 今日のゆもと「秋そこに」

今日は朝から天気の「湯本」。先週の木曜日がこの天気なら、カナディアンカヌーもできたかな・・・・

いや、雨が降ったから「バター作り」ができた・・・・と前向きな言葉にしてみます。

木の葉の緑も、先月までの青々と茂った森というよりは、だんだんと色味がオレンジや黄色がかって、秋の装いとなってきました。木枯らしも吹けば、校庭に落ち葉が積もることでしょう。木枯らしは1ヶ月先ですが・・・

今日の野草 「キクイモ」

校庭の片隅に「2mもある、ひまわりのような黄色い花」が

キクイモ キク科ヒマワリ属の宿根草 北アメリカ原産・・・インディアンによって昔から食料として育てられた。

花言葉 「陰徳」「美徳」「気取らぬ愛らしさ」

幕末から明治に日本に伝わると、第二次大戦後の食糧難の頃には、その繁殖力と栄養で国民の飢えをしのぐ大事な食料となったそうです。家畜の飼料用にも育てられることから、「ブタイモ」とも言われるそうです。

参考 Love green様

秋が深まり、赤とんぼも一休み。キクイモのように、「天まで伸びろゆもとっこ」

王冠 その場でアップロードできなかった「宿泊活動の思い出」その4

ツリガネニンジン!!美しい

「最後まであきらめないでよかった」これが今日の一番の言葉ですね。

上級者向けのイワナを釣り上げた5年生の一言!!

羽鳥湖畔オートキャンプ場様、羽鳥湖釣り堀公園坂本様。

本当に両方とも素敵な施設・そして親切なスタッフ「神対応」ありがとうございました。

地元湯本・羽鳥にこのような素敵な場所がたくさんあることを再確認できた1泊2日でした。

最高でした。ありがとうございました。